好きなアーティストについて書いてみた⑨-1
HELLOWEENというバンドについて語ります。
ドイツのメタルバンドです。
ドイツのメタルバンドと言えば、HELLOWEEN。
(10月の仮装パーティとごっちゃになると、迷惑かかるので英語表記。メタラーは他人の気持ちも考えられるのです)
小学校あたりで習いましたね。
1192作ろう鎌倉幕府、くらい有名な、メタル界隈では古参のメタルバンドです。(そういや今は1192じゃないんだっけ?)
私がメタルにハマるキッカケとなったバンドです。
ヴォーカルは歴代で3人います。
・ヴォーカルの個人的感想
カイ・ハンセン(初代)
歌唱力→☆☆
アーライ!→☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
アーライ!だけですべてをひっくり返します。インパクト強いです。
歌唱力は、かなりクセが強いのです。ですが逆にそれが時々妙に聞きたくなる魅力があります。
マイケル・キスク(2代目)
歌唱力→☆☆☆☆☆
初期の顔と今の顔の変わり具合→☆☆☆☆☆
顔が、どのくらい違うのか。
日本人というと、1970年代のジュリーと今の沢田研二くらい違います。
太ってもスキンヘッドでもイケメンだし歌唱力あります。
アンディ・デリス(3代目)
歌唱力→☆☆☆☆
おばあちゃんへの想い→☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(Good Bye Jennyは名曲)
CD持ってるけど、今youtubeで聞いたらめっちゃ音良くてビックリ。
ネットはホント便利。
・アルバムってどれくらいあるの?どれ聞けばいいの?
2024年現在で15枚。
(Unarmedはアコースティックのセルフカバーです)
上記のヴォーカルの遍歴を、①・②・③で分けました。
☆が個人的なお気に入りです。
Walls Of Jericho①
☆Keeper Of The Seven Keys②
Pink Bubbles Go Ape②
Chameleon②
Master of the Rings③
The Time of the Oath③
☆Better Than Raw③
☆The Dark Ride③
Rabbit Don't Come Easy③
Keeper of the Seven Keys: The Legacy③
Gambling with the Devil③Unarmed③
☆7 Sinners③
Straight Out of Hell③
My God-Given Right③
☆Helloween(特殊、3人で歌う)
③がめっっちゃ多くね?と思うかもしれません。1985年にデビューして、1994年にデリスが加入。30年間、デリスなので。
どれ聞けばいいの?→全部聞けばよくね?全部聞かなきゃわかんないだろそういうの
暴言、失礼しました。
どれから、という事になると、やっぱ名作・Keeper Of The Seven Keysなのかなーと思います。疾走するメロディ、キスクのハイトーンボイス!
これぞHELLOWEEN、不朽の名盤!という代表的なアルバムです。
初期の曲は何を紹介すればいいか悩むわー!
(オタク特有のキモイ満面の笑み)
多いので上の5枚のみ。
・Walls Of Jericho
Heavy Metal (Is the Law)
いかにも絵に描いたようなヘヴィメタル!って感じのゴリッゴリな曲展開。実はこの曲だけライブ音源。ギターサウンドや後ろの方から聞こえるオーディエンスの盛り上がりに押され、片手を振り上げ、合いの手を叫びたくなります!
How Many Tears
結構好きな歌ですが、wikiを見ると(当時は)批判されたのだとか。
えぇ、なんで・・・?メッセージ性?
当時はまだ東西冷戦やベルリンの壁があったからそういうの意識するのはフツーだと思うんだけどな。。
Guardians
wiki見たら、大阪近鉄バファローズの応援歌に使われていたのだとか。
(今初めて知った)
野球見ないから知らんかった。もう近鉄はないし。。。
(それくらいは知ってる)
カイハンセンの不安定な歌い方が落ち着かない。でもたまに聞きたくなる。
・Keeper Of The Seven Keys
邦題:「守護神伝」。すごい邦題。
厳密にはパート1・2に分かれるのですがまとめます。
Savage
メロディがめっちゃ速い。めっちゃカッコイイ(語彙力のなさ)
カラオケで歌うには慣れが必要だし、慣れてても舌噛む。
Eagle Fly Free
説明不要の名曲。ライブなら絶対やる曲。
イントロだけでテンション上がる。カラオケで歌うならフツーはコッチ。
ライナーノーツを読むと、実はEagleではなくSeagull(カモメ)で考えてたけど、イーグルの方がカッコいいから変えたのだとか。
カラオケに配信されてないけど、カッコイイ曲として比較。
カイ・ハンセン版の Victim Of Fate
マイケル・キスク版の Victim Of Fate
同じ曲なのにここまで違います。評価も分かれています。
カイハンセン時代はこういうザクザクとしたスラッシュメタル要素が強いです。Victim of Fateがカラオケに配信されないのは歌詞のせいなのかも。
Rise And Fall
コミカルなイントロ、サビ前がコーラスだったり、歌詞に合わせた擬音が入ったり(え、今ロケット飛んだ?みたいな)面白い曲調。
ライナーノーツだと"Rise And Fall"を、「盛者必衰」って訳してて、「いや、平家物語か」とツッコミ入れた思い出。※改めて読み直したら「栄枯盛衰」でした。
初期の2枚からは、カラオケ配信されている曲数が結構あります。
もし会社の飲み会で上司に「じゃ、ボクの好きなあのバンドを歌って貰おうかな!誰か知ってる人~?」って言われた時も。初期のアルバムさえ聞いていれば、「えぇと。それでは部長からご指名がありましたので!僭越ながらワタクシ、"DR. STEIN"歌わせていただきます!」って返せますね!
(そんな機会は一生無さそうだけど。)
初期の曲は何聞いてもアツいんです。選曲悩みました。
タイトル曲となっているKeeper of the Seven Keysは14分近い長い曲。
7つの鍵を巡る物語です。
七鍵守護神(ハーロ・イーン)ですね。オッサンホイホイです。BASTARD!!は何年休んでるんだっけ・・・
守護神伝がめっっっちゃ売れた後、Pink Bubbles Go Apeが作られました。
一応メタル風ではあるけど、結構ポップでキャッチーなサウンドが多く、当時の多くのメタラーは「いや、えぇ・・・」と困惑したそうです。
前作が良すぎると、「いや、違うだろ?」って比較されるのはしょうがないですね。ゲームとかにもよくあります。ナンバリングすると余計に。
聖剣伝説とかね。4をずーっと待ってるんですが。
失礼しました。話を戻して。
次のChameleonでもメタルを封印。ポップさを重視して、「ダメじゃんこれ、どしたん。HELLOWEEN終わったな」と呆れられていたとか。
結果、色々ありキスクはクビになりました。
この二枚に関しては、何を紹介していいのか悩みますね・・・うーん。
(オタク特有の、目をそらして小声でボソボソ呟く感じ)
・Pink Bubbles Go Ape
Kids Of The Century
いつの間にかカラオケ配信されててデンモク二度見した。
PVが正直、意味不明。あの顔に貼ってる目玉焼きはなんだろう。「目が大きくなっちゃった~!」(マギー真司)ってこと?
サイケな色彩と合成のシュールさがウゴウゴルーガを思い出す
Heavy Metal Hamsters
何故ハムスターなのか・・・意味不明過ぎて逆に好き
ハムスターの歌と言えば他には「とっとこハム太郎」くらいしか?とググったら結構あるようです。
\ヘビィメタルハムスター!!/
Shit and Lobster
日本語版ボーナストラックの曲。作詞はマーカス(ベース)
マーカスはあまり曲を作らないのですが、作ると名曲です(個人的感想)
終始問いかけるような歌い方がとっても好き。
歌詞は聞くと、え、なんてなんて?ってなる。
今歌詞見ても、え、なんてなんて?ってなった。
・Chameleon
(wikiに『駄作』と明記されてる。。。)
余談ですが、若い頃、仕事中にメタラーでキスク派の人に「Chameleonって何であんな暴走したんですかね」って聞いたら「さ、さぁーてお仕事お仕事ー!」って濁されたので、黒歴史的な扱いなのかもしれません。
この記事を書く為にずーーっと聞いてるけど、すごいわかる気がします。
Crazy Cat
JAZZのような小気味よさが終わったら申し訳程度のギターソロが入って、え、結局何がしたいの?って遊び心が多い曲。キスクだから歌声自体「は」上手いんだよなぁ。この感覚がUnarmedに引き継がれたのかも?
I Don't Wanna Cry No More
追悼の曲。
キスクは、めちゃくちゃ歌上手いんです。(何故かJOYSOUNDにある)
あとは、Windmill。風車。
当時、「そういや『風車』って海外だと『ふうしゃ』だけど、日本だと『かざぐるま』のイメージだよなー弥七だよなー」とか思ってました。
このアルバムを持ってキスク(ヴォーカル)とインゴ(ドラム)が抜け、デリス(ヴォーカル)とウリ(ドラム)が加入します。新メンバーを入れ、完成したのがMaster of the Ringsです。デリスが加入したことで音が重い、深みのある曲が増えました。デリスは低音とシャウト系の高音が出せます。メタルバンドとしてリスタート!
デリスの時代、到来!次は何を紹介しようかな!
・Master of the Rings
イントロのドラムが小気味いい Sole Survivor
棚から引っ張り出すのが面倒でネットで歌詞と和訳を調べてたら、和訳考察で俳句の夏井いつき先生ばりにダメ出しをしてるのを見て、和訳・・・怖い・・・。って思いました。
(これはカラオケにあるので、いつでもソウルサバイバー!!できますね!)
Where The Rain Grows
何でローランド(ギター)、工事用の黄色いヘルメット被ってるんだろ
画質の粗さが気になるけど、ヴァイカート(ギター)がマジでイケメン。
(これもカラオケにあるので、いつでもレーインレーインーグロウー!!できますね!)
Perfect Gentleman
ミドルテンポで、途中で弾き語りみたいになる。
この曲は当時はへーこういう曲なんだ?って思ってたけど
十数年後、別アルバムで同じイントロから始まる曲を聴き、「何このサービス精神!伏線回収!」って再度聞き直しました。
Who Is Mr.Madman?
↑カラオケで配信してくれればいいのになー。サビ熱唱したいわ。
おかしいな、まだ5枚しか紹介してないのに4000文字超えてる。
どうなってんだ。
駄文は続きます。
閲覧、ありがとうございました。
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