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[#わたしの旅行記]久慈~田野畑~岩泉をぶらり旅①

プロローグ

10年ほど前、私は盛岡駅前の某レンタカー会社で働いていました。
具体的には、「あまちゃん」が大ヒットしたあたりですね。

盛岡市に新幹線で来られたお客様は、当店でレンタカーを借りられ、盛岡市内・岩手県内を観光し、日帰りで戻られるお客様もいれば、盛岡市外・・・一関市とか釜石市などで一泊し、翌日に戻って来られます。

お客様に車を貸し出す際に人気があったのが、やはり久慈市
あまちゃんフィーバーですね。
次が宮古・浄土ヶ浜。花巻・宮沢賢治記念館。江刺・藤原の郷。などなど。No1は久慈市でした。おそらく今も変わらないかもしれません。

お客様「今が10時前ね。久慈に行ってあまちゃんの街並みを見るじゃない?その後、北山崎に行くの。そこで船に乗れるらしいのね?鵜の巣断崖ってのも気になるわねぇ。その辺りでお昼を食べるとして。近く龍泉洞ってのがあるじゃない?腹ごなしにそこを見たいの。で、ここに帰って来るプランにしたいの。そうねぇ~・・・ここには遅くても、18時位には戻ってこれると思ってるんだけど?完璧なプランじゃない?

私は言われた通り、レンタカーのカーナビに入力をしていきます。
盛岡駅久慈駅北山崎鵜の巣断崖龍泉洞→盛岡駅

所要時間、移動だけで6時間オーバー。走行距離300kmオーバー。
「丁寧な店員さんねぇ、岩手は初めて来たのよ?」とニコニコしていたお客様の顔が青ざめ、みるみるうちに真っ赤になり、叫びだします。

お客様「アナタ!ふざけているの!?どうしてこうなるの!?」

言われた通りに入力しただけなのに。
まずは平謝りし、岩手はすごーく広いという事を懇切丁寧に説明し、第一希望を優先し、別のプランを提案します。それがほぼ毎日あるので、ルートを聞くと「えぇと、あちらでご宿泊予定です?」などと訊ねてました。

たぶん、北海道の旅行会社関係の方には理解されるかもしれません。
函館市→札幌市で300kmなんだ。。。(今ググった)

車で旅行の際には、Googleマップで行きたいポイントを入力して大体のルートと大体の所要時間を確認すべきです。下調べって大事です。


ルート作成

さて、それから十数年後。
ふとそのルートを思い出し、行ってみる事にしました。
(実際のスタート地点は盛岡駅ではなく、自宅です)

当初考えていたルート。

当初は1泊2日の予定でしたが、龍泉洞温泉ホテルが思ったより安かった(しかも龍泉洞入洞券付!)ので2泊3日にしました。
あ、これ高速入ってるな!と思い改変。

岩手町→葛巻町→久慈市一般道を進むルートに変更。

一日目

2023年5月末。
8時半頃に出発し、11時過ぎに久慈琥珀博物館に到着。キッズ時代と、2007年にも何度か来ていたはずですが、当時の記憶はもはや薄れています。琥珀や化石を堪能しました(展示物は撮影禁止のものもあったり。。)

お土産コーナーにはネコちゃんがいました。名はマイケル
「ホワッツマイケル」か・・・と思ったら店員さんも「ホワッツマイケルから名前、取ったのよね」と笑顔で説明してくれました。

ちょこんとお澄まし顔。
おりこうさんでした。

同敷地内にあるレストラン「ビストロくんのこ」・・・じゃなかった。「琥珀の森レストランくんのこ」は急遽貸切の為に食事ができないため断念。

涼しげな自然の風景を感じながらご飯、食べたかったな。

もぐらんぴあへ

2011年3月11日。
もぐらんぴあは、東日本大震災で被災し、全壊しました。

そして

2016年。
完全復活し現在に至ります。

マスコットである、もぐちゃん・らんちゃん。
当然、LINEスタンプも持ってます。
さかなクンの顔出しパネル。

もぐらんぴあの復活に関しては、さかなクン・・・いや、さかなクンさんの多大なる支援があった事を決して忘れてはいけません。
そのことを知っているから、入り口のこの顔出しパネルで数分立ち止まってしまいました。岩手県在住の一人として、本当に感謝しています。

特設コーナーもあります。
すいそうがく=水槽学
水槽=魚のこと!?で吹奏楽部に入部したエピソードは有名。
一枚一枚、見るたび感謝の気持ちで泣けてくる。

館内展示物の話に戻ります。

さかなクンに敬意をこめて。
やっぱりフグははずせない。
クラゲ。見ると癒される~・・・!
って話は聞くけど、個人的にはあんまり。。なんかウネウネして酔ってくる。
水槽のトンネル!
こっち見んな(ツッコミ)
前足?がピクピクしてました。

追加料金でガラ・ルファ体験もできます。

ガラ・ルファ体験。

ドクターフィッシュというやつです。
手の甲や足を入れると、そこの角質を食べてくれます。結構ザワザワしてくすぐったい。オッサンの足の裏にたまった角質だか垢を食べて嬉しそうにしてるの、なんだかすごく申し訳なくなりました。

係員さんの熱意が伝わりますね
イソギンチャク?
確かに、ナウシカで見たような見てないような

館内には石油文化ホールも併設されており、石油のことについて学ぶことができます。重機の展示や可愛らしいマスコット、学習動画もありますよー!

・・・えっと。名前なんだっけ
アンドロメダといったら、やはり瞬
セイントセイヤーッ!
80年代アイドルっぽい口調の、全身タイツのマブい(死語)お姉さん出てきます

マスコットの黄色と茶色のカラーは、石油?原油?と海水は比重が異なるので、海水?の中に油を保管している図、だったはず。

窓から見えるプラント。

もぐらんぴあを出て、街中へ。

駅前のシャッターに描いてあるイラスト。可愛い!
笑顔がステキ。
久慈駅前。
これも顔出しパネルだっけかな
道の駅くじ やませ土風館から少し歩いたところにある
屋台村的な、町中華的なところの、磯ラーメン。美味しい!

食べそびれていたご飯を食べ、チェックインの時間まで結構余裕があったので駅前のカラオケ店で時間潰し。そういやこの店、2007年にも来たかも。
今冷静に考えたら三船十段記念館とか行けばよかったですね。

程よい時間になったので、久慈市から野田村へ移動。

ホテルへ


えぼし荘
なんか、顔出しパネル比率が多いかも。

チェックイン時
近くにコンビニってあります?→「8km位かな?」と言われたので断念。
入浴し、部屋でゴロゴロしたり館内を散策します。

廊下に貼ってあったポスター。
「いいのだ。」あー、バカボンのパパ的なね?野田村だからね?
なんかツボった。

食事タイム!せっかくだからお酒も飲んじゃお!

見切れてるけど炊き込みご飯と小さなお鍋もついてます。
わーこんな食べられるかなー(棒読み)
店員さんと目が合うと、何故か「ご飯はおかわり、ありますからね」と念押しされる
デザートは食べたけど、お風呂上りにアイス。
県北沿岸のアイスと言えばこれよ、これ。
ペンギンがとってもキュート。
普代村・三船製菓の「あいすきゃんでぇ」。
ナナメに棒が刺さっているのが特徴。

もう一回お風呂入ろうかな!平日だから人いなかったしな!
と旅を満喫しました。

一日目が終了となります。二日目に続きます。

閲覧、ありがとうございました。

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