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ポジティブな言葉に変換する脳内習慣が、相手に活力を与える

相手に活力を与える存在
「ドリームサポーター」が使う

【PEP Talk】(ペップトーク)という言葉は、
※PEPは活力や元気のこと

アメリカのスポーツチームの監督やコーチが、
試合が始まる前に、
選手にかける激励の言葉として周知されました。

最近では、2023年3月22日WBC決勝
日本 VS アメリカの試合前ロッカルームでの
大谷翔平選手の言葉で話題になりました。

憧れるのはやめましょう。
勝つことだけ考えましょう。

また、最も有名なペップトークは、
1980年冬季オリンピックのアイスホッケー決勝

アマチュア選手中心のアメリカが、
オリンピック4連覇中で史上最強と言われていた
ソビエト連邦に対して
最終の第3ピリオドで逆転して優勝した日、

試合前のロッカールームでの
ハーブ・ブルックス ヘッドコーチの言葉は、

今夜は俺たちが世界で最も偉大なチームだ。
お前たちはホッケーをやるために生まれてきた。
今夜お前たちがここに来たのは運命だ。
その時が来たぞ。ソ連の時代は終わった。
時代はお前たちのものだ。必ず奪い取ってこい。

この勝利は「氷上の奇跡」と語り継がれ、
2004年には、その実話をもとにした
映画「Miracle」が制作、上映されました。

【PEP Talk】(ペップトーク)とは、
相手にポジティブな言葉を伝えて、
意図的に勇気づけたり夢中にさせるトーク。
つまり、他者の心を最適化する言葉掛けです。


人間は、目の前で起きる出来事に対して
あらゆる感情を抱き、
脳内で1日数万回つぶやいているそうです。

その時、ネガティブな感情を抱くことに
何も問題はありません。

重要なのは、他人にアウトプットする前に、
脳内でポジティブな言葉に変換することです。

また同時に、
人生は全てが必ず上手くいくわけではないので、
「打たれ強さ」を兼ね備える必要があります。

おそらく最もポジティブで打たれ強い
トーマス・エジソンの言葉は、

今までに一度も失敗をしたことはない。
電球が光らないという発見を
今まで二万回しただけだ。


自分や相手へのネガティブな発言は
なりたい自分から遠ざかる
[自動失敗メカニズム]への入り口

自分のポジティブな思い込みや変換は
なりたい自分になれる
[自動成功メカニズム]への入り口

例えば、
・苦手なことは、出来たら凄いこと
・ドンマイではなく、ナイスプレイ

仕事が楽しいと言ってるポジティブな人には
仕事が回ってくる回数が増えるので、
成果が出やすい循環が生まれます。

自分に対する周囲の視線も変わります。
なりたい自分に近づけることができます。

【PEP Talkの組み立て方】
(1)事実の受容 know   ←ネガティブ事象
   緊張で手が震えているね。
   会社の業績がマイナスになってるね。

(2)承認と変換 think   ←ポジティブ変換
   本気で成功したい証拠だ。
   やり方を見直すチャンスだ。

(3)可能な行動 want
   自分の力を出し切ろう。
   お客様に寄り添って悩みを聞こう。

(4)激励の言葉 believe
   大丈夫、君ならできる。
   さあ、一緒に頑張ろう。

元バスケットボール選手で、
アメリカの大学バスケの指導者であり、

カリフォルニア大学
ロサンゼルス校(UCLA)のチームを
7連覇を含む10度の全米制覇に導き、

20世紀最高の指導者と謳われた
ジョン・ウッデンの言葉は、

指導者とは人々に意欲を起こさせるために
銃を必要としない人のことである。

相手の意欲は、
自分の言葉で引き出せるということです。

目の前の相手を勇気づかせたい一心で、
脳内でポジティブ変換する思考訓練を
日々の習慣にしていくと、
相手に活力を与える存在となります。

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