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【読書感想】自由に働き生きる、モバイルボヘミアンとは!?

読んだ目的

人生100年、リモートワーク、ノマドワーカー等、働き方に対する書籍や理論などたくさん話題に上がっています。その中で1番読んで良かったのが、昔から好きだった「レバレッジシリーズ本」で有名な本田直之さんと「超ミニマルシリーズ」の四角大輔さんが出した本が、本書「モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには」(本田直之・四角大輔著)です。

スマホさえあれば、場所も時間も関係なく仕事ができるからこそ、旅をするように働き人生を楽しめるというものです。共著の四角大輔さんも今の働き方でいいのかと考えて、行動したことでニュージーランドに住み、今の自由な働き方をしている方です。

ここ最近はリモート環境があるので、通勤も必要とせず、転勤という概念がなくなるかもしれません。そして、それぞれが自分のライフスタイルで働くことができるようになりました。 

リモートには、良い面も悪い面はありますが、この流れは戻ることもないでしょう。いかにストレスなく、楽しく働けるかが、今後の注目点だと自分は考えています。
それを探すために「どういう働き方がするのがよいか」、「会社に縛られず生きていくためにどうすればいいか」を考えたときに見つけたのが本書です。

モバイルボヘミアンとは

そもそもモバイルボヘミアンとは何でしょうか。
本書では、以下のように定義しています。

モバイルボヘミアンとは、仕事のために生きるのではなく、自分の好きなことをライフスタイルの中心に据えながら、旅するように働き、暮らす、自由な生き方のこと。

『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』 四角大輔さん記載

仕事のためではなく、自分の好きなことを中心にして、自由な生き方ができるなんて凄い素敵です。

なかなか凡人の私には難しいかもしれませんが、その考え方を学び、目指してみるだけの価値はあると思いました。

自分も含め、本当に自分が好きなことをしながら働いたり、自由に暮らしている人は多くありません。
でも、心のどこかでそういう生活をしたいと思っています。

なのに、実際に行動できないで、お金の持ってる人の特権だと考えて、諦めている人が大半です。
困難かもしれないですが、本書を読んで少しでも実践して近づけたらと思いました。

本田直之さんがおっしゃっていましたが、基本的に仕事はスマホ1つで完結するそうです。確かにスマホが登場してからコミュニケーションやビジネスの仕方まで変わってきました。YouTubeをスマホで撮影し、編集するユーチューバーもスマホで完結しています。なんなら、映画をスマホで撮って上映も当たり前になってきそうです。小さなデバイスから無限の可能性が広がっています。

会社に向いてない人どうすればいいか

四角大輔さんが、「自分は会社に向いていない。だからどうするか考えた」というエピソードが出てきます。

僕自身も会社には向いてないと思っている人間です。
色々な人とコミュニケーションをとりますが、意見が合わない人とは衝突します。先輩だろうが上司だろうが、反論したりしてしまうことが多いです。会社の決まりには従いますが、批判ばかりです。

かと言って、起業とかする勇気もやりたいこともなく、ただ、自分をおしころして働いています。自由もなくつまらない時間だと思っています(なら批判もせず黙って働けって話ですね・・・笑 愚痴を言っていても変わらないし、他の人の迷惑になるだけです。)。

むしろ、人生100年で、定年後も約40年あるとすると、組織に縛られず頼らずに生きていくしかありません。どうすれば、自由に生きれるか真剣に考えるべきだと思いました。

組織に縛られないためには自分の得意なことを伸ばそう

組織に縛られず生きていくにはどうすればいいのでしょうか。

人生思ったより短い!!何もしないとあっという間に1日、1カ月と過ぎていきます。
時間は平等にあるのに、何をやったかで変わってくるものです。

昔は不得意なことがないようにと思い、不得意な分野を伸ばそうとしましたが、全く伸びませんでした。数理的な思考が欲しいからと数学検定等受けましたが、全く人並以下で頭にも残らないし、「時間の無駄遣いをしたものだ」と思ったほどです。

逆に、好きなんことをやっているとどんどん知識がついてきたりして、他の人と差別化になります。どうせやるなら得意なことを伸ばし、〇〇なら〇〇さんとなるようにしたほうが、組織に縛られず生きていくためには重要です。

私の友人に英語が好きで得意な人がいますが、その人は旅行も好きで、コロナ前は、本業とは別に外国人向けに観光ガイドをしていました。それなりに、収入になっていて引退して、それだけで暮らせるくらいになっていました。

得意なコトと好きなコトを掛け合わせれば、組織に縛られず生きられるようになるのだと思いました。

ただ、自分もそうですが、なかなか得意なコトを見極めていくのは難しいですよね。

浪費はしないで倹約する

ムダな出費こそがもっともハイリスクな行為

『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』 四角大輔さん記載

本書にも、ムダな出費ははハイリスクです。

ムダ遣いなく、借金もなく、生活できるだけのお金を持っている人は、いざという時の行動力が違います。お金がないということは、心が不安定になりやすく、チャンスを逃すことになり、結果うまくいかないことが多いと感じます。僕自身そうです。

クレジットカードでだいぶ無駄遣いをして、分割にしたことがあります。あの時の支払日の恐怖や恋愛や自己啓発等のチャンスにお金がないことで挑戦できず悔しい思いを何度もしました。
特に、恋愛ではお金に余裕がないと心の余裕がなくなり、それが行動にもでるみたいです。それにより頼りない、なんかケチケチしていると思われたり、デートを断ったりと何をやっても悪循環案時期でした。

ムダな出費はひとそれぞれですが、お金はあるに越したことはないので、増やすようにしたいです。

自由に行動するためには健康は必須

何をやるにも健康は必須です。本書でも、健康についての記載がありました。

僕はコロナ後に健康を意識するようになり、次のように変えました。
 ・睡眠時間 5時間 → 6時間半or7時間(本当は8時間取りたい)
 ・運動   1日30分はジョギング。ジムも週に4回は行く。
 ・食事   お菓子、清涼飲料水はとらない。(これはたまにさぼる笑)
       低GI食品を取りデカフェにする。
       1日2食で、お腹が空いたらナッツやオートミルを食べる。

1カ月やってみると体も軽くなるし、頭痛も減り、読んだ本もスーッとはいってくるようになりました。特に、睡眠は重要で、5時間睡眠が1週間続くと2日間起きていた時と同じくらいな状態になるということが他の本に書いてありました。睡眠だけでもパフォーマンスが変わるし、改善しただけで体のだるさや頭のクリア度が違います。

人生100年の時代は、健康が重要です。今後も気を付けたいと思います。


以上、このような本を読むと自分も行動しなきゃと思いますが、好きなことは何だろうとかどう動けばいいのかわからないです。とりあえず、自分が興味を持ったところから無駄でもやってみるのもいいかもしれないと思いました。

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