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「じぃじぃの独り言」: 日経ビジネス【崖っぷち大学】

1   はじめに

  私の頭の老化防止のため、関心のあった「日経ビジネス」を定期購読してい
 て、自由時間は十分あるので、気になった記事を整理しました。

2   今回の特集 :   「崖っぷち大学」【再生へ立ち上がる経済人】

 (1) 日本の大学の国際的地位が下がり続け、国際性や研究力では他国との差が拡
  大している。
 (2) 日本の18歳人口は1992年の205万人をピークに、2023年は112万人とほぼ
  半減し、私立大学の48%が入学定員を満たしていない。
 (3) 今の日本の大学を蝕む3つの問題は、①教育の形骸化②人数合わせの国際化
  ③大学運営のガバナンスである。
 (4) 「大学が”楽園”」になり、1週間に11時間以上学習する大学1年性は15%に
  とどまる。(米国の大学1年性は58%)
 (5) 日本企業が同質性の高い人材を社内教育で大量に作り出すため、日本の大学
  生の9割が無事に卒業する。(米国で卒業できるのは5割と言う大学も珍しく
  ない)
 (6) 日本の大学が変調を来したのは、バブル経済が崩壊し、日本経済が停滞して
  からである。
 (7) 国際性と研究力の衰退傾向に歯止めをかける大学の事例を紹介
 (8) 地方の中小大学が生き残りに知恵を絞る事例を紹介

3    第2の特集 :   「品質不正に始まったジェリックの地獄」

 (1) 医療費抑制の名の下、特許切れ医薬品市場での数量シェア拡大を優先し、品
  質管理が後手に回った。
 (2) 古い品目の赤字を新製品で補う事業モデルに問題があり、公的薬価制度の抜
  本的改革が欠かせない。

4   その他の内容

 (1) カメラ映像から触覚を再現した「つかむ」技術が進歩すれば、生産現場での
  ロボット活用が広がる。
 (2)  ビジネスパーソンの3大「あるある」お悩みに、ビジネススクールの教授が
  そのノウハウを紹介
   ① 「仕事に失敗して消えてしまいたい…」☞失敗したら意図的に、例えば
    お祝いをすると言うルールを作って、「失敗でもっと自分の認知を広げ
    よう」とネガティブな感情をポジティブな感情に変える。
   ② 「チームメンバーがついてきてくれない」☞自分をさらけ出すことで逆
    に、「サポートしてあげよう」と言う気持ちにさせて組織の求心力や心
    理的安全性を高める。
   ③ 「ライバルに勝てなくて苦しい」☞ライバルを意識するよりも、自分の
    キャリアを長い目で見て、何をやっていきたいのかを大事にする。
 (3) 「キーエンス」の強みは、自社の「パーパス(存在意義)」を日々の行動に落
   とし込んでいることである。
 (4)  休日の終わりに憂鬱になる心理状態「サザエさん症候群」の克服法を紹介

5    「じぃじぃの独り言」

  私の若い時代は、日本経済の高度成長期時代であり、それなりの大学に入れ
 ばそれなりの会社に就職できる時代で、「大学は遊園地」と言われていた。
  私も、就職するまでの「青春を謳歌」しようと、バイトや友達と遊ぶことと
 大学紛争もあってほとんど勉強はしなかった。
  しかし、私が卒業する頃には、オイルショックの影響が本格化して就職が厳
 しくなり、大学の成績が悪い私は就職に苦労した。
  やっと就職できた民間会社も働き始めると、何かしっくりせず、このままい
 てもダメだと思い、1年も経たないうちに思い切って退職し、独力で猛勉強をし
 て公務員に転職し定年退職した。(今流行りの転職を早く経験したことになる)
  今思えば、自分の将来像をしっかりとイメージして大学時代に勉強をすれば
 よかった思う一方、思い切って転職したことはよくやったと自分なりに思う。
  今の大学生があまり勉強をしないと言うのは私には不思議であるが、早い時
 期から就活をしないといけないのであれば、それはそれで気の毒に思う。
  それより、世界各国の17〜19歳を対象にした意識調査結果が紹介されていて
 「将来に対する夢を持っている」・「自分の国に解決したい社会課題がある」
 「自分で国や社会を変えられる」という項目の回答割合が他国と比べて低く、
 日本国民のエネルギーのレベルが低く、今後も減衰していくとなれば、心配な
 ことである。
  今回も、日本の大学の変調を来した要因として、バブル崩壊後の「日本経済
 の停滞」をあげているが、私は正直なところ、停滞だげでなく低下が進んでい
 ると思う。そうすれば、上記の若い人たちの気持ちもよく理解できる。
  私は50歳を過ぎてから肉体の衰えをひしひしと感じ、将来の不安などからの
 ストレスから仕事に対するヤル気などがなくなり、しんどい時期を過ごした。
  そういう時に、テレビでホノルルマラソンに参加している人が「60歳の記念
 で参加している」という話を聞き、現在継続している運動をはじめた。
  最初のうちは何も考えないで、ただ運動らしきことをしていたが、夏場に始
 めたこともあって2週間もすればベルトの穴がひとつ縮まり、それが嬉しくて
 今まで継続することができ、やはり「継続は力なり」である。
  最初のうちは、老化のスピードを遅くしたいと思っていたが、やっていく中
 で、老化のストップ→老化の回復→今までにない体づくりと思いが強くなり、
 運動での負荷をあげて現在に至っている。
  ここで、私が言いたいことは、日本経済の停滞・低下も体の老化と同じで、
 回復をしたいと思ったら、なにがしらの負荷を与えなければ、どうにもならな
 いと思うし、今のままでは、日本経済・社会には期待できないので、私は自己
 責任で私なりのシニアライフを楽しく生きていきたいと思う。
  それと、私は、ジェネリック会社が好調な時に、今みたいな弱みがわからず
 購入しようと思っていてタイミングが悪く購入できなかったが、今思えば、ラ
 キーだったと思う。やはり、株式の購入を自己判断ですることは難しい。
  最後に、私は運動での「体」の筋トレ、notoでの「頭」の筋トレを継続して
 私の健康寿命を伸ばすことに今後ともチャレンジしていきたい。




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