「じぃじぃの独り言」 : 老 害
1 はじめに
謝罪会見で失言する政治家や免許を返還せず事故を起こす高齢ドライバーな
ど社会問題になっている。
私も、もうすぐ70歳で今年が運転免許証更新の時期であり、いわゆる「高齢
者講習」を自動車教習所で受けてきた。
私が定年退職後に都市公園の管理責任者として勤務していた時に、公園内は
バイク乗り入れ禁止で、また、その日は大きなイベントで多くの利用者がいる
にもかかわらずバイクで乗り入れた高齢者に私が注意すると、「あなたは誰」
と言われ、「この公園の責任者です」と答えると、「何かわかるものはある」
と言われ、私の名刺を見せると、バイクはそのままで怒ってどこかに行ってし
まった。私は、なんとも言えない気持ちになった。
また、私は昨年度から、断り続けていた町内会の会計を担当して今年の4月に
会計報告をすると、ある高齢者が自分の持論を展開し、私がその意見に対し説
明するにも無視をし長時間話し続けた姿を見て、呆気にとられた。
2 「怒れる老人」著者:安藤俊介
(1) 身体的理由
① 加齢とともに前頭葉の機能が衰え、感情を抑えることができない。
② 認知機能と肉体機能の低下からくる不便等からのストレスを感じている。
(2) 個人的理由
① 執着 ② 孤独感(自分の居場所がない) ③ 自己顕示欲
(3) 社会的理由
① バブル崩壊などの社会変化で裏切られたという気持ちを持っている。
② 「多様化」で過去の価値観が大きく変わろうとしている。
3 「老害」とは、「老齢による弊害」のこと : Oggi.jp参照
(1) 企業や政党で、年齢や経験を盾に実権を握り続ける老人や周囲の人の意見
を聞かず迷惑をかける高齢者のことを指す。
(2) 「老害」と言われる人の特徴
① 自分が正しいと思っている人
② クレーマー
③ 話しが長く、くどい人
(3) 「老害」の人への上手な対処方法
① 自分からは近寄らないようにする。
② ご機嫌を崩さないように適度に褒める。
4 「じぃじぃの独り言」
私も、もうすぐ70歳で「老害」の対象者になるので、私が経験したことを肝
に銘じていきたい。
「高齢者講習」を受け運転免許証を更新した後は、安全な運転に心がけ、特
に、これからの社会を背負う子供には気をつけていきたい。
また、「老害」と言われないためにも、①柔軟に考えること②他人の状況や
立場を考えること③謙虚な姿勢を忘れないことを大切にしていきたい。
最後に、私は運動での「体」の筋トレ、notoでの「頭」の筋トレを継続して
私の健康寿命を伸ばすことに今後ともチャレンジしていきたい。
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