黒く暗い世界へ

一切の外界からの情報を遮断したい、そういうときもある。

脳が疲れているのだ。何も考えたくない。ついでに言えば目も疲れている。何とかして情報を入れたくない。

目をつむろう。何も見えない黒い世界へ。
耳をふさごう。何も聞こえない暗い世界へ。

そうすれば大体のものは消え去る。アストロノーツのように、そのまま歩き出すのも良いかもしれない。

消し去り、ひとりになろう。あんなにひとりは寂しいのに、ひとりになりたくなるのだ。何も考えず、何も感じず、ひとりの空間で、自分の呼吸の動作だけを感じるのだ。

すぅ、はぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?