右利き社会の陰謀?給食で感じる違和感
給食の時間、こんな放送が流れてきたことありませんか?
「今日の献立は、ごはん、豆腐とわかめの味噌汁、ハンバーグ、ニンジンとインゲンのサラダ、牛乳です。」
「ごはんは左手前、みそしるは右手前、おかずは奥、牛乳は右奥側に置きます。みなさんのおぼんの上には正しくお皿が置かれていますか。正しい置き方を覚えて気持ち良く給食を食べましょう。」
この放送、違和感を覚えます。
確かに、和食のマナーというのは理解できます。
ですが、これは多数派である右利き前提のマナーで、少数派の左利きは全く考慮されていません。
もうこの考え方自体、古すぎです。
左利きはこれでは、食べにくくて仕方ありません。
すべて逆になっていないと困ります。
大きくなれば、自分で勝手に並び替えてから食べますが、
小学1年生などは、
「先生から、これが正しい置き方です!!」
などど、言われてしまった日には、たまったものではありません。
これに従わざるを得なくなります。
学級経営する際、左利きがいる可能性があることを指導しておきたいところです。仮に1人もそのクラスに左利きがいなかったとしてもです。
それが、多数派が少数派に寄り添うということでもあります。
このような放送をしている学校はまだ全国にもたくさんあると思います。
みなさん、声を上げて変えていきましょう。
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