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ゆるキャン△の映画を見て思い出したこと


ことの起こり

劇場版『ゆるキャン△』をAmazon Prime Videoで観た。とても面白かった。面白かったついでに劇場版『SHIROBAKO』の話もしてしまったのは大きな声じゃ言えないぜ(Xにて)。

で、映画が面白かったからアニメを観てたときのことを思い出してみた。ときは5年前にさかのぼる

昔気質な回想への導入

見始めたきっかけ

ゆるキャン△を見始めたのは当時の知人の勧めで、その知人は百合全般を愛好するオタクだった。やってるソシャゲはアズールレーン。Twitterのメディア欄は百合イラストだらけ。そんな彼が「百合とか関係なく、取り敢えず超面白いから見てくれ」と言われて見たのだった。

もちろん面白かった。「キャンプにはいろんな楽しみ方があって、それが尊重される程良い関係性。ひとりもみんなもよくて、ひとりの人もたまにはみんなで、みんなの人もたまにはひとりで」の優しい空気に浸れる良作だった。映画でなでしこがキャンプ道具の購入を迷っていたJKズに「最初はピクニックからでもいいんですよ」と言うシーン、野クルでアルミホイル巻いたり校庭でコーヒー飲んだりしたのを思い出してじんわりきたものだ。この場で彼に感謝を表したい。


当時ゆるキャン△1期を観て感想を伝えに行った私が絶望したことがある。それが今回の話の主題にして主題歌である。

SHINY DAYS

アニメ『ゆるキャン△』1期のオープニングテーマは亜咲花の「SHINY DAYS」だ。賢明な読者諸兄はニコ動でテントが飛ぶのにツッコミを入れていたあの頃を思い出しているだろう。でも今季のきららはジャンプする前に浮いてるんだよな…Wii Sports Resortのスカイダイビングかな?

一目見て、もとい1音目を聴いて「ジャクソンだ!」となった私は友人に「オープニングめちゃめちゃジャクソンだったよね」と興奮気味に語った。彼は何を言われているか分からない様子だった。

皆々様お分かりかと存じ上げるが一応きちんと申し上げると、マイケルジャクソンっぽい、もっと正確にはジャクソンファイブのときのマイケルジャクソンっぽいよねということだ。

ここらへんのジャクソンファイブのことっすね。ブラックミュージックの中でもreferenceはどれだろうと考えたらこれだと思った。いいよねジャクソンファイブ、という話をしようとしたら「????」と言われた。すごい悲しかった。そもそもお前の年でジャクソンファイブ知ってる訳ないやろとまで言われた。嘘だCMとかで流れとるやろがい!(某英会話教室のCM)

ミスター

同じ友人に『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』を勧められた。もう予想がつくと思うがオープニングを担当するアニソン界の超大型新人こと鈴木雅之の「ミスター」である。

第一声のOhで「鈴木雅之やんけ~~!」となった私はまたもや友人にツッコミを入れに行ったところ「???」の顔をされた。私の年では鈴木雅之は知らないことになっているらしい。嘘吐け「め組のひと」とかCMで使われてるやないかい!なんならサムネも「め組のひと」のreferenceやないかい!
そうはいっても周りのオタクで頷いてくれたのは数人だった。悲しい

なんならかぐ恋のアニメは若干怒られそうなところを突いていて、そこが面白ポイントでもあったんだよな。具体的には「冬の○ナタ」と「東○ラブストーリー」。やっぱあのピアノを聴いたらヨン様が頭に浮かんじゃうんだよな。東京ラブストーリーも、微妙に変えてはいるけどそもそも入りのギターリフがあの曲のアイデンティティーだからもう逃れようがないジャカジャジャーン。怒られそう度合いでいうと、実はポプテピピックといい勝負なのではないかと個人的に思っている。

おわり

私は区分上Z世代ということになっているらしい。母にそういったら「じゃあ違うんじゃない?」と言われた。じゃあて!聞くとその友人はテレビはNHKだけというご家庭だったそうだ。じゃあしゃあないと他のオタクに聞いてもダメだった…という話。じぇねれーしょんぎゃっぷ

終わり!閉廷!以上!みんな解散!

ところで、回想への導入が昔気質な『暗号学園のいろは』は週刊少年ジャンプで絶賛連載中。大きな声で言いたいぜ

大きな声で言いたい凍


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