仕事の話。


こんばんは!11月ももう終わりに近づき、後1ヶ月程で2023年も終わりに近づいていますね。
前回の締めくくりとして「人」をテーマにした記事を今回書くと意気込んでいましたが、最近というか今年ずっと思っている事を書いていきます。
題名にもありますが、「仕事」について僕の今の気持ちを書いていきます。

なぜこのテーマを書こうかと思った理由は「本当の自分の気持ちは何がやりたいのか」「今後、どのような自分になりたいか」を考えるようになったからです。

僕は大阪の大学を卒業して1年目は大阪の食品会社の工場勤務でした。プロフィールにもあると思いますが、サッカーを今でも続けています。サッカーを始めた当初から、サッカー選手になって少しでも恩返しするという目標を立てていました。しかし、大学在籍時にはトップチームの試合出場は疎か、所属カテゴリーの試合にすら出れない日々を4年間過ごしました。当然ながら、そんな選手にプロのチームから声はかかりません。そこで、「働きながら、サッカー選手を続ける」という決断をしました。

1年目は朝に練習、昼から夜まで仕事。繁忙期には24時を回る日もありました。「この状況で本当になれるのか」と毎日思っていました。嬉しかったのは、試合に継続的に出場でき実践感覚を失わなかった事でした。「もっと上のレベルのカテゴリーに行きたい」と思っていたので、1年目が終わり2年目からは所属リーグが1つ上のチームに行きました。

2年目は兵庫のチームに変わり、朝から夕方まで仕事、夜に練習という1日でした。
このチームでの仕事は福祉関係。障がいのある方の入居施設に勤めていました。主な内容は生活全般のサポートや日中活動を行うというものでした。

実は大学は福祉学科を専攻し、家族にも1つ上の兄が知的障がいがある事から、福祉の仕事については少しの理解はあるつもりでした。
しかし、現実は違い、障がいの程度やこちらの話す事に対しての理解力等、一人一人全く違うという事でした。自分の中では「分かっているつもり」になっていた事に気づかされた点でした。仕事も凄く楽しく、職場の同僚や上司の人達も凄く良い方が多く、今でも定期的に集まっています。

3年目は職場は変わらず、チームは変わりましたが、家族の事情によりチームを離れ、地元に帰りました。地元に帰ってからの仕事はスポーツジムのバイトとコメダ珈琲のバイトの掛け持ち、4年目はダブルワークの過酷さから福祉関係の仕事1本に絞り、就労支援B型の施設に勤めました。

ただ、4年目の途中から「もう一度サッカーを真剣に取り組める環境で過ごしたい」と思い、5年目は地元を離れ山口県で1年間、朝はサッカー、昼から夜は仕事の日々の生活を送っていました。

5年目を迎えた頃には自分で決めた「サッカー選手」という職業で仕事をしていなければ「サッカー選手」になる事を諦めて、地元に戻るという年齢の最終年でした。年に数回、プロチームとの練習試合の機会がありましたが、そこで感じたのは「自分の全力を出しても、プロの選手は70%くらいでやってる」という感覚でした。
「これが現実なんだ。これではサッカーという自分の好きな事では食べていけないな」と純粋に心から感じたと同時に、自分の中ですっきりした気持ちになりました。あの気持ちになった感覚は言葉では言い表せない感覚になった事を今でも覚えています。

そこで、地元で転職先を探す事に。自分の中では福祉業界に戻ろうと思っていたので、現在の職場に就職しました。

現在の職場は2年目の時と同様の障がいのある方の入居施設。今年で2年目に突入しています。
仕事内容や、職員の関係も良好で利用者の方の喜ぶ姿や感謝していただく事は嬉しいのですが、今年に入る前から「本当に自分がやりたい事なのか」と思うようになりました。

そこで自分は本当は何がやりたいんだろーと考えた時、1人暮らしの経験も10年間程あり、料理を作る事が好きになり、地元に帰りコメダ珈琲を掛け持ちしていた時、お客さんに「ありがとう」「接客いいやん‼︎」とお褒めの言葉を頂いた時、凄く嬉しかったなーと思い返す時があります。

自分は人とは関わる仕事はやりたいが、本当にやりたいのは飲食関係なのかなと思い始めました。
どの仕事をするにも苦労を伴います。好きな言葉で「好きこそ物の上手なれ」という言葉があります。「好き」であれば、時間をかけて上達しようと思うし、少々の苦労や大変な事も乗り越える事ができると思います。サッカーをしている時は時間がかかっても「自分の為に」とか「上手くなりたい」と思ってやっていたなーと今の仕事をする度に思います。
今の仕事でも、「もっと関わり方の引き出しを増やしたい」等、思う時はありますが定時を過ぎていると「帰りたい」と思ってしまいます。
上司から定時後にやってほしい事を頼まれて、その事をやりますが「業務時間内でやりたかったなー」と思う時が多々あります。

本当に好きであれば「喜んで!」となると思いますが、自分は福祉関係がいいと思っていたけど、「本当に好きじゃないんだろーなー」と思う事が段々多くなっています。
反対にコメダ珈琲の時は、閉店後もメニューを見たり、オーダーの取り方を教えてもらったりと時間を忘れて取り組んでいたなーとも同時に思います。

今年の2月、今の職場に勤めてちょうど1年経った頃、上司から「淡々と仕事しすぎなんだよね」と言われた時、「あ、自分はこの仕事は本当に好きではないのかもしれない」と感じました。そこからさらに「本当に好きな事、自分がやりたい事は何か」を考えるようになりました。

僕が仕事に求める事は、お金ではなく「やりがい」「自分がやってる仕事を愛せるかどうか」です。

このままの気持ちで仕事をしても…と思う気持ちもあり、環境等一新したい!と思う気持ちもあり、どちらに決断するかゆっくり考えていこうと思います。

今回の記事は少し悩みの部分になりました。
拙い文章ですが読んでいただけると嬉しいです🥹

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