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【街が綺麗なのは何故か?】思い込みと重いゴミ

私の街は綺麗だという人がいる。
ゴミも落ちてない、悪いところなどないと。
それは果たして本当なのだろうか?

これはとある街でやっていたプロジェクトで貰ったマフラータオルである。
ゴミを拾うと貰えるものだ。
私は「これだけの人がゴミ拾いをしていて、落ちているゴミなどないだろう・・・」そう思っていた。
でも、すぐにデッカいプラごみを見つけた。
それでゲットしたタオルである。

つまり、街が綺麗なのは拾う人がいるからで、拾う人がいるということは捨てる人がいるということだ。
このプロジェクトはどこの地域の人でもその場ですぐに参加できるイベントだった。
見知らぬ地でのゴミ拾い。
素晴らしい取り組みだと思う。

私の住む街は正直、汚いと思っている。
でも、掃除してくれている人がいることを知っている。
だから、私はこの場所が大好きだ。
でも、その前に捨てる人がいなくなればいいと思う。(理想論でしかないことは分かっている。)

以前、親友と屋久島に行ったときに1人でシーグラスを集めていた。
シーグラスは自然のものではないので、お持ち帰りして良いと思っている。
そのついでに、落ちていたゴミを拾った。
私はペンションに、親友は実家に泊まっていた。
私は自分でゴミを処分するつもりで拾っていたが、親友は「家で捨てておくから大丈夫。」と言った。
「手間をかけてしまって申し訳ない。」と言ったら、「屋久島を綺麗にしてくれてありがとう。」と言ってくれた。

だから、屋久島は綺麗なのだろう。
屋久島で出会った人の心はみんな綺麗だった。

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