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救世主は、しんどいのです

仕事がこなせる人材に、仕事が偏るのは仕方がないことなのか?

本来、自分の仕事でなかったことを、急にやってくれと言われて、自分は他に予定していた仕事があるのに、後回しになってしまった。

同僚が急に休んだり、他の仕事に追われて本来やるべき仕事を放り出してしまったりして、その皺寄せがこちらにやってくる。

こちらの皺寄せはというと、自分でこなすしかないのだから、おかしな話だ。

頼まれた仕事は、緊急度によって振り分けるが、他のやるべき仕事を放ってでも、やらなければならない場面がある。

どこの職場にも、皺寄せを作る側の人間と、それをくらう側の人間がいる。

この世の中は、日々生み出されているそんな小さな犠牲者たちのことを、気にもかけず進んでいく。


誰かの救世主になることは、相当なエネルギーを搾取される、とってもしんどいことなのだ。


自分の救世主になってもらう人には、せめても、感謝の気持ちを全面にぶつけたい。

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