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#読書家

読書家のニュータイプ

 私の周りに今までいなかったタイプの人間が増えてきています。  それは本を読む陽キャです。  私は幼いころから本をよく読む人間でした。  妹も同じで、小学生のときは一駅向こうの図書館まで電車を利用してふたりで行っていました。  それから今までいろんな読書好き本好きに出会ってきました。  控えめな人、陰で口の悪い人、思考が深い人、繊細な感覚を持つ人、ヤンキー。  ひとくちに読書好きと言ってもいろんなパターンがあるのですが、私の周りの人間はなんとなくパターンに当てはめ

読書家たちの習性

 職場の人と小説の話をすることがありました。  そのときは話題に上った本を私が読んでおらず、今月中に読みますと宣言しました。  細かい流れは忘れてしまったのですが、私が1ヶ月に3冊程度は本を読むと言ったら驚かれました。  本をちっとも読まない人からすると月に3冊は多いかもしれませんが、読書を趣味や習慣にしている人からすれば、3冊ってそんなもんだと思うのですが、どうなんでしょう。  と言うより、読書量の多寡ってもはや指標としてどうでも良くなってきませんか?  若いころ

自覚した自称読書家たち

 私は読書家ではない。  Twitterアカウントも読書アカウントではない。  一時期名乗っていたこともあったかもしれないけど、その期間はかなり限定的なはず。  読書家の明確な定義は定まっていないだろうが、ざっくりとしたイメージでは「よく本を読む人」だと思う。  確かに私は本を読む。  一般的に本を読む習慣がある人と同じくらい。  移動中の電車の中では本を読むことが多い。  始業前の数分の間に本を読む。  飛行機の搭乗時間を潰すために本を読む。  だが、それまで。  

読書の効用

 私は比較的読書に慣れ親しんだタイプの人間です。  幼いころから本を読んできて、いまでもたまに図書館へ行くし、今でも月に1〜2度は書店へ行くことが習慣になっています。。  本を読んでいると「読書家なんだ」「偉いね」などと言われることもあります。  だけど、本を読んでいるから偉いなんてことはちっともありません。  読書に趣味以外の利益は一つもないと言っていいでしょう。  語彙が増える、知識が増えるなんて言われますが、それは個人の資質によるもの。  読書と知識量が完全にイコール