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ま!(そすーまん!)の記事

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『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信

 また本を読みました。  先月あたりから普段より読書欲3割増しです。  知り合いに紹介してもらった『春期限定いちごタルト事件』。  『氷菓』や『インシテミル』などで知られている米澤穂信先生の青春ミステリです。  10年以上前にも知り合いがおすすめしていたようなきがするのですが、何の因果かこのタイミングとなりました。  同じ青春ミステリとしてどうしても比べてしまうのは『氷菓』から始まる古典部シリーズ。  古典部シリーズも記憶が正しければほとんで読んでいるはずで、アニメも

電子ボードゲームの矛盾と便利さ

 みなさーん、ボードゲーム、やってますか?  面白いですよね、ボードゲーム。  電子ゲームにはないリアル感というかアナログ具合というか、そういうの、良いよね!  近年はボードゲームも進化を遂げ、PCやゲーム機などでも遊ぶことができます。  ボードゲーム好きな私もたまにボードゲームが電子ゲームになったものを買うことがあります。  私が遊んでいる電子ボードゲームはこんな感じ。  あとはボードゲームアリーナや雀魂で無料で遊ばせてもらうこともあります。  ありがたい、あり

いにしえのギャンブル・闘蟋🦗

 とあるSF小説を読んでいるとき闘蟋なるものがあることを知りました。  読めます?闘蟋。  「とうしつ」だそうです。  闘牛とか闘鶏の仲間です。  牛とか鶏とかは知ってるけど、蟋ってなんだよって思いますよね。  蟋蟀、コオロギです。  英語で言えばクリケットです。  イギリス発祥のスポーツにクリケットがありますが、それとは違います。  もし闘蟋が英語圏にあれば「バトル・クリケット」になるのかな?  知らんけど。  この闘蟋、元は1200年ほど前の中国で誕生

競馬をめぐる物語って良いもんですね…

 優駿を読み終えました。  上巻については以前書いたとおり。  この記事で「人間~~!!」と唸っているのですが、下巻も「人間~~!!」でした。  凄まじい。  生が迸っている。  ウマのクロが生まれ、オラシオン号となり、ダービーを制覇するまでの3年間。  たった3年で人は出会い、変わり、死ぬ。  それだけなのだけど人間にはドラマがありました。  上巻はオラシオンを取り巻く人々の起~承までが描かれ、上手く惹きこまれました。  下巻は私たちの見ていた彼ら彼女らが向かうべき

数字に囚われる現代人たち

 現代は数字が人間を支配しているように思います。  お金はもちろんですが、何かにつけて数字って強いパワーを持っています。  例えばYoutubeを見るとき、数字で動画の面白さを判断する人もいると思います。  動画についているコメント数や再生数でそのコンテンツが世に受けているかを伺い、自分の判断を補強・修正しているような気がします。  面白いと思った動画の再生数が多い→じゃあ面白いんだ  面白いと思ったけどコメントが少ない→意外と面白くないのかも…  こんな心の動きっ

風が吹けばお米を食べる

 「風が吹けば桶屋が儲かる」って微妙に語呂悪くないですか?  なんかこう頭の部分の音が悪いというか、ねえ。  本題はこれではありません。  最近どうも痛風っぽいです。  歩けないほどでは全然ないのですが、ちょっと気を抜くと足の甲が少し痛むような気がします。  小学生の頃にも同じようなことがあったので、もしかすると痛風になりやすい体質なのかもしれません。  痛風を自覚し始めたのは節酒明けの一週間ほど。  数日ぶりにお酒を飲んで数日後、どうも足が痛いと。  お酒を

ONE PIECEとイカロスの翼 ~勇気一つを友にして~

 今週のワンピース読みましたか?  このところ激動の展開で目が離せませんね。  ときに、1114話のタイトルが「イカロスの翼」でした。  これについて何人かのワンピース系Youtuberの方が「??」となっていました。  どうやらギリシャ神話のイカロスを知らなかったようです。  案の定コメント欄でも「イカロスってそんなに知られていない?」という趣旨のコメントがいくつか付いていました。  これを擁護…でもないんでしょうけど「神話って興味ない人もいるからね」とフォロー

読書家たちの習性

 職場の人と小説の話をすることがありました。  そのときは話題に上った本を私が読んでおらず、今月中に読みますと宣言しました。  細かい流れは忘れてしまったのですが、私が1ヶ月に3冊程度は本を読むと言ったら驚かれました。  本をちっとも読まない人からすると月に3冊は多いかもしれませんが、読書を趣味や習慣にしている人からすれば、3冊ってそんなもんだと思うのですが、どうなんでしょう。  と言うより、読書量の多寡ってもはや指標としてどうでも良くなってきませんか?  若いころ

INTJは目標を定めると良い

 自称INTJの私です。  noteとINTJの相性が良いのか、好きなことをワーッて書きやすいのでいいですね。  Twitterとは違って見たくもない余計な情報をあらかじめ弾いていけるのも私好みです。  ときに今月になって少し焦りを感じ始めました。  何に?漠然と、人生に。  今の仕事をいつまで続けるんだろうとか、この貯金額だと何かあったときに足りないんじゃないかとか、起きてもいない問題に苛まれています。  雁字搦めになっているわけではなくて、あくまでも漠然とした薄い

自覚のないINTJ

 自称INTJの私です。  MBTIではなくて16性格診断の質問をこなしただけなのでズレている可能性はありますので、その辺りご承知いただけますと幸いです。  あまり詳しいわけではないのですがINTJは自由を好む人種のようですね。  自由というより、独立や自立と書いてあるサイトも多いです。  自由や自立、自主は私のなかでのテーマであり、呪いであるように思うときがあります。  こんなことを自分で言うのもナンですが、わたしはある程度のことは自分で出来るつもりでいます。  生

臨時収入ってなんですか?

 かなり前から疑問だったのですが、占いで「臨時収入があるかも?」みたいなのってドユコト?って思いませんか?  幼いころの私はお小遣いがもらえるのかも!なんて考えていました。  だけど、大人になってからも「臨時収入」の文字は占いから消えることはありませんでした。  大人になった今、お仕事のお賃金以外で収入を得ることはほとんどありません。  競馬は見るだけで賭けることはほとんどありませんし、宝くじだって何かの折に触れて年末ジャンボを買ったりする程度。  それなのに日々の

ヌーベルズと映画『ザ・メニュー』

※映画の『ザ・メニュー』のラストシーンに触れる内容があります。ネタバレが嫌な方はご注意ください。※  遊戯王にヌーベルズというテーマがある。  フランス料理をモチーフにしたカード群なのだが、このデッキの面白いところはハングリーバーガーを特殊召喚できる点だろう。  ハングリーバーガーは2000年7月に登場した儀式モンスターで、お世辞にも強いカードとは言えない。  そんなカードが20年以上の時を経て、強化…というかテーマ入りしたのだ。  詳しい内容は別の記事を参照いただ

あ段がムリなんですけど…?

 最近、お口周りの筋肉が衰えている気がします。  職場の電話を取るときに部署名を苗字を言うのですが、ツルツルすべって聞き直されることも多くなってきました。  元々滑舌が良い方ではないのですが、それにしたってこれはまずいのでは…と思い、意識的に口を動かす練習を始めました。  人前で練習するのは恥ずかしいので、夜、お布団に入る前に10分くらい音読することにしました。  最近読んでいるのは『日本霊異記・発心集』  なんでこのチョイス?って感じですが、現代語の短編がたくさん

あらかじめ引っ越しの条件を考えておこう!

 いまの家に引っ越してきてもうすぐ2年が経つみたいです。  契約更新のハガキが来て初めて気が付きました。  今回はとりあえずは更新であと2年は住んでいようと思いますが、次の更新のときまでにはお金を貯めて良いところに移りたいですね。  その前段階として、引っ越し先の条件としてココだけは外せない!というポイントを定めておこうと思います。  必然的に今の不満も出てきそうですね。 必須条件ペット可物件  ペット可物件であることは必須ですね。  最初にこれを提示するのもナンで