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M-1グランプリ2020 現場レポ①「当選」

2020年、M-1グランプリ決勝の観覧エキストラに当選し、人生で初めて生の「漫才頂上決戦」を見てきました。M-1戦士の体温を感じる漫才、舌鋒鋭い審査員たちが放つ圧倒的オーラ、空気を揺らす観覧客の笑い声。とにかく熱気ムンムンの、最高のエンターテイメントを体験させてもらいました。

放送終了後、テレビ朝日のスタジオを後にし六本木駅から電車に乗り込むと、夢の中から一気に現実へと引き戻された気分に。「こんな経験は2度とないだろうから」と、スマホのメモ帳を立ち上げ、会場で目にしたことを必死に書きとめました。

今年もM-1の季節が到来しています。昨年と同じような日程なら、決勝はちょうど2カ月後くらいでしょうか。1回戦、2回戦と予選が進むにつれ、M-1熱はどんどん高まっています。今まで、M-1グランプリ2020の経験は胸に納めておこうと思っていましたが、記憶を整理するためにも、みなさんと熱を共有するためにも、改めて書いていくことにしました。

この文章を読んでいる方は、よっぽどのお笑いファンだと思うので、覚えている範囲で割と細かく書いていきます。タイトルにある通り、観覧チケットが当選したところから始めます(笑)。


私はM-1サポーターズクラブ枠での当選でした。

サポーターズクラブは2020年に始まった制度で、2000円を支払えば誰でも入会できます。会員特典などはホームページに詳しく書いてあります。この特典で、抽選に申し込みました。たしか、よしもとID(現FANY ID)のプレミアムメンバー(年会費3960円)でも申し込めたと思いますが、倍率からするとサポーターズクラブ枠が一番狙い目だったのではないかと思います。

12月11日に抽選の申し込みが始まり、16日昼が締め切りで夜に発表とのことでした。私は初日に申し込み、それからというもの、どうせ無理だろうと思いつつも、毎日そわそわして過ごしました。発表当日夜、サポーターズクラブのFacebookページに運営からの投稿が。「これから当選者にメールを送ります」。5ちゃんねるのM-1スレッドに張りついていると、当選報告がちらほら見られました。投稿から3時間ほどが過ぎ日付も越えたので、さすがに「ダメだったか」と落胆して就寝……。

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朝起きると、このメールが。サンタさんからの少し早めのプレゼントに、寝ぼけならがもめちゃめちゃ驚いたのを覚えています。「俺はM-1決勝の観覧にいく男やぞ」と、いつもよりも胸を張り、肩で風を切って会社へと向かったのが懐かしいです。当日までは、人生で一番手洗いうがいをしました。

次回は、決勝当日「受付」編です。

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