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M-1グランプリ2020 現場レポ②「受付」

M-1グランプリ2020、決勝観覧エキストラの当選メールに書かれていた集合日時は、12月20日(日)16時30分。30分前に六本木駅に着き、集合場所のテレビ朝日ロータリーを目指し歩いていると、笑い声と拍手、そしてマイクを通したかけ合いの声が聞こえてきました。「ゴリラであいうえお作文すんなよ!」

敗者復活戦の会場、六本木ヒルズアリーナでちょうどキュウが漫才を披露しているところでした(柵から身を乗り出して下を覗くと会場です)。「決勝で待ってるぞ」と、ファイナリストさながらのエールを心の中で送りつつ、寒々しい風が吹き抜ける戦場を横目に通り過ぎました。

少し緊張しながら10分前に集合場所に着くと、すでに40人ほどが列をなしていました。

この時思ったのは、圧倒的に女性が多いなあということ。体感で、8割くらいが女性でした。サポーターズクラブ枠で当たった私のような人は、ソロでの参加だったと思いますが、中には列の前後でお喋りしている人たちもちらほら見られたので、別ルートからペアで当選した、友だち同士や親子だと思われます。

感覚的には、①若い女性②若い女性のペア③お笑いマニアオーラを漂わせた若い男性④若い女性とそのお母さん世代のペアの順に多かったように感じました。

名前の照合と検温を済ませると、当日のパスシール、そして観覧エキストラ限定グッズのマスクとチケットホルダーをもらいました(テンション激上がり……!)。

17時40分に集合してくださいと言われ、ここでリリース。時間を潰そうにも、行くアテがない。とりあえず、テレビ朝日から目と鼻の先にあって、書店が併設されているスターバックスに入りました。コーヒーを頼みましたが、屋内は満席だったのでテラス席へ。松岡修造氏がいたら「もっと熱くなれよ」と檄を飛ばしているであろう、微熱ストーブにあたりながら、イルミネーションとテレビ朝日を眺めていました。

数分後、寒さに耐えきれず、書店の中に入りました。敗者復活戦が気になっていたので、M-1公式サイトで配信されていた動画を、隅の方の本棚前で視聴(準決勝のネタがかなり面白かったのでコウテイを応援)。ふとまわりを見渡すと、あちこちに自分と同じようにスマホで敗者復活戦とおぼしき動画を見ていたり、服にパスシールが貼ってあったりする人がいました。考えることはみな同じだったようです。

いよいよ、集合時刻。胸の高鳴りを感じつつ、いざテレビ朝日へ。私の頭の中には、出囃子が鳴り響いていました。


次回、「スタジオ入場」編です。

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