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断捨離の前にアレをすると上手くいく

2022年秋は個人的に多くの紅葉を見ることができ、枯葉の上を踏んでで歩くのが楽しかった。

ダンシャリを本格的に始めて、10年近くになった。長く続けることができたコツを共有しようと思います。

本家だんしゃりとは?

今では、いろんなお片づけ方法が世の中に出回っていますが、その原点は全てやましたひでこ先生が発明した断捨離と言っても過言ではありません。

私が断捨離をはじめてから、10年強が経ちました。まだ継続中ですが、振り返ってみてもハードな道のりでした。修行そのものです。

断捨離を本気でやると、「生半可な気持ちではやり切れない」というのが素直な感想です。

やましたひでこさんの番組「ウチ断捨離しました」がBS朝日で今もやっておりますが、素人さんは1ヶ月で家を片付けます。あれはテレビ用に短く期間を設けているだけで、本当は1ヵ月で終わるものではないでしょう。だからテレビと比較して、急いで短期間でやろうと自分を追い込む必要はない。そうしないと、自分の体力とメンタルを病んでしまいます。

片付けは甘くない

私も30分やったら休む、1日やったら2日休む
などマイペースに作業することを意識したのですが、必ずと言っていいほど作業後には体調崩しました。すぐに体調が崩れるのではなく、数日後に深く体調を崩してしまいました。もちろんメンタルもやられました。それぐらいものを捨てる分別、作業は脳みそを使うんだと思いますへ、何度も体調を崩しているうちに、片付けすることが恐怖に感じられる時期もありました。そんな時は頑張らずに、片付けることから即座に離れましょう。

本家の前にアレをやると気が楽になる

私の片付けのスタートは、『こんまり』こと近藤麻理恵さんの「ときめきのかたづけ法」から始めました。

断捨離の存在は知っていましたが、なにせ「断つ、捨てる、離れる」がテーマです。ネーミングのイメージから、初心者にはハードルが高かったのです。

近藤さんの片付け方法は、捨てる人の罪悪感を減らしてくれるので、片付けが苦手な人や初心者にもハードルが低く、心に寄り添ってくれるような方法

です。要約サイトではなく、ぜひ本を読んでから実行してみてください。読んでる途中から体を動かしたくなるでしょう。

近藤さんの凄いところ


近藤さんの凄いところは、片付けについての本を2冊しか出していない所。普通は内容はほとんど同じなのに、タイトルを変えて何10冊と本を出す有名人が多いですよね。だけど、何冊も出す必要がない位に2冊にこんまりメソッドが凝縮されています。

潔く、その2冊に絞って、海外に進出したところが(しかも欧米から)他の誰とも異なっています。

普通の日本人の成功者は、まずはアジアを狙いますよね。そこで力試しをした後に欧米に行くのが主流ですが、近藤さんはいきなりアメリカに的を絞ったところがすごい。そういう意味でも本家を軽く超えた印象があります。
近藤さんのブレーンである元担当編集者の旦那さんがすごいのかもしれませんが。

近藤さんと山下先生の対談

近藤さんのYouTubeチャンネルで、ご本人が自身の言葉で率直に語られていました。
「私は人から嫌われたくないから、山下先生のように潔く全部捨てろとは言えなかった。ぬるっとした感じで、感謝をものに伝えて、さよならすると言う言い方にした。」
と対談相手の山下先生ご本人におっしゃっていて、正直な方なと好感を持てました。

捨てることに慣れていない人は、過去に折り合いをつけられない性格。故に、気持ちが整理についていないまま現実を妥協しながら生きている人とも言える。だからこそ、山下先生のようにショック両方とも言えるようなものを選び、抜く作業は生半可なことではないのだ。

だからこそ、いきなり断捨離を始めるのは精神的にもきついので、今度まりえさんの方法で片付けをする方が、ファーストステップには最適だと思う。

私も当初は、近藤さんの方法で数年間にわたり、片付け、主にものを捨てること=過去に折り合いをつける練習を繰り返した。

ある程度片付けが身に付いてきたところで、物足りなくなってくる。一見すると部屋はきれいだけど、何かが違うと思ってくるのだ。そう思ってきた時に山下先生の本を新しい順から全部読んでいった。

片付け作業をする前に、新しい順から2人の本を読破するのが、片付けを成功するコツだ。

BS朝日の番組に応募してくる素人さんは、驚いたことに山下先生の本を全く読まない人が意外とたくさんいる。

片付けはしたいけれど、自分ではできないからプロにお願いしようと言う他力本願だと思うが、応募するなら、その先生の本を事前に読んでおくのは必須だと思ったのだが…。だけど、他力本願だからこそ、自分で本を読むと言う努力を怠る、性格なのかもしれない。

正直、本を全部読んでしまえば、8割位は自分でできると思う。内容を理解できればの話かもしれないから、読んでもわからない人には手取り足取り教えてもらう必要があるのか?

よくわからないまま、応募してきた人は片付けの過酷さを理解していないので、自暴自棄になったり、怒り出してしまうことが多い。

そりゃそうだろうなと思う。それぐらい片付けやものを捨てる事は、精神体力を削る真剣勝負だ。人生の生き様そのものが反映される現実を見ないで、適当に生きてきた人は、片付けする最中に、過去の自分を見せつけられ続けるのだ。それが本人にとってはきついのだろう。

私のオススメは、片付けの論理を頭にざっとでも入れてから取り組むことだ。

ぜひハードルを低くして少しずつ上げていきながら時間をかけて片付けしていってほしい。


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