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かぼちゃのごま和え


かぼちゃのごま和え

お弁当のおかずにもよく入っていたでしょう『ごま和え』。どんなごま和えを思い出すかな?
 
 ほうれん草のごま和え とか 
 いんげんのごま和え  とかかな?
 
Google検索してみると、これから夏を迎える季節に美味しいアスパラガス、オクラなどもあるけれど、アスパラやオクラのごま和えは、あんまり食卓に並ばなかったね。
 
もう1つ時々作っていたのが、かぼちゃのごま和え。ごま和えにしだしたのは、かぼちゃとごまの風味が合うから。という理由以外にもう一つ・・・
 
煮すぎて潰れてしまった不格好なカボチャにすりごまを加えると、これがなかなか、ごま和えのために柔らかく煮たんやったかな?って自分でも思ってしまうくらい、いい感じに。
 
ごまだけに、ごまかしに使っていたというじぃじみたいなギャクをいうと、ちょっと冷ややかな眼で見られそうですが、冷ややかなお弁当の中でも、ごまをまとったカボチャは気に入ってくれてたね。
 

ごまの「ご」

ごまの皮は消化されにくいので、すりごまに。酸化を防ぐために、使う前にすり鉢でスリスリ。胡麻をするお手伝いはよくやってくれていたけど、最初は右回りに、最後にちょっと左回しというのは覚えてるかな。
 
緑黄色野菜と合わせると脂溶性ビタミンの吸収力がアップするよ。だから、色の濃い野菜のごま和えが合うんやろうね。
 
黒ごまと白ごまで作用は違っていて、腎気が弱る冬から春にかけては黒ゴマ、皮膚や肺に負担がかかる梅雨から秋にかけては白ごまが、薬膳的にはいいようやけど、それはその時々でお好みで。色合いと感覚で選ぶのも大切。
 
どちらも皮膚や粘膜を潤してくれるから、ちょっと便が硬いな、コロコロしてるな、って思ったら、ごまの量は多めにどうぞ。そういう時は、ドライイチジクも忘れずに。
 


作り方

  1. かぼちゃをお好きな大きさに切る。

  2. 切ったカボチャを鍋に入れて、塩を一つまみ

  3. 全体に塩をまぶすように軽く両手で混ぜたら

  4. 蓋をして弱火で蒸し煮に
    ※薄いお鍋だったり焦げが気になるなら、少量の水を入れると安心。

  5. 柔らかくなったら、お醤油を全体にまぶすように入れてもう少し煮る。

  6. 火を止めて、擦ったごまを入れて和えたら出来上がり。

 

『和える』とは、異なる素材同士がそれぞれの形を残しつつも、お互いに魅力を引き出し合って一つになり、 より魅力的な新たなものが生まれることを指します。

株式会社和える HP

人と人ともそういう風に和(あ)わさっていきれたらいいなと、和え物を作る時に思います。

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