#065 流れに流される

息子が一人暮らしを始めた。

何にもできないと心配していたのに
浮かれることもなく堅い生活してる。
今のところ。
まぁ結構順調みたいだ。

今日も千キャベツじゃない
千キャベツの自慢写真が送られてきたところ。
頑張っている。

某SNSでシングルマザーの方が書いていた
『　離婚したことに対する唯一の後悔は
　　私が倒れたら終わるってプレッシャー
　　に負けそうになること　　　　　　　　』
ということば

後悔ポイントではないけど
わたしもあのときからずっと
そのプレッシャーと戦ってる。

わたしは非正規雇用なので
自分で招いたこととはいえ
きちんと毎年仕事があるのか
決まるまでは安心できない。

待遇もだいぶ改善されて
今では病気休暇も療養休暇ももらえるし
頑張ってお金の勉強もして
それなりにまとまった貯金額になったけど
心の不安はなくならない。
そんなもんだ。

だって原因はそこじゃないんだから。

わたしのそんなに大きくない
〝生〟の意味は
子どもたちがほとんどで

彼らの独り立ちのときは
着実に見えるとこまできていて

だからこそ…なのか
自分がいなくなったあとのことも
最近よく考える。

不自由なときに夢見た自由は
それなりに自由になってみると
そんなにキラキラしてもいない
ような気がしてる。

それくらい
暮らしのベースが穏やかって
自由だし幸せってこと
なんだと思ってる。

それに満足してる。

だから尚更
他のちょっとした困難を
大人なフリして
諦めそうになっているのかも。

子どもらに遺せるものを確認して
もう大丈夫だな
とわかった日から

結構頑張ったな
もういいか
って気持ちは
他の面でも出てきているのかも。
なんせ
わたしがこれから
叶えたいと願うことたちは
なかなかハードルが高いことばかり。


これからを見つめる
〝生〟の意味が
みつかりにくくなっている
わたしの今日この頃。