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人体にレーザー彫刻すると

こんにちは、チャン・キナニンジャ(@ninnin217)です。すみません、なんか痛そうなタイトルで。
でもね、先日ね、お仕事先の上司の方からこんなものが共有されてきたのでどうしても書きたくなりまして。
(痛いのだめとか怖い!の人は若干閲覧注意す↓)

レーザーカッターでタトゥーしているわけです。ロシアの方みたいですね。頭がお飛びになられていて大好きです。
私が普段使っているレーザーカッターは安全面を考慮して、少しでも蓋があくと動作が緊急停止します。なので不可なのですが、センサー部分なんとかしたらいけるのでしょう。

ちょっとこの動画を見て、フードレーザーでお肉に彫刻するのとかやってみたいなと思いました。においは多分美味しいことになるので、そこらへんの対策ができたらそのうちね。この動画のコメントにもにおいは"Pig skin"だ。って書いてありましたんで、美味しいこと間違いなし。ってか、人間焼くと豚の匂いするんだねって思いました。

■人体へのレーザー彫刻がどう定着するか

さて。
先程の動画ではレーザー彫刻で人体にロゴを刻んでいました。そこで私は、彫刻して完治した後にレーザーカッタータトゥーはどんな仕上がりになるのか?が気になったわけです。

タトゥー、というと彫師さんにインクを自分の肌の表層の方に入れてもらって定着させる方法ですよね。小学生の時にシャーペンを指に刺して遊ぶと肌の下が少し黒くなって残ったと思いますが、あれと同じです。跡がのこったらどうすんの!とはちゃめちゃ怒られた記憶があります。
このタトゥーという手法の他に人体に絵柄を刻む人体改造があり、レーザーカッタータトゥーはその一部に含まれると思いますので、まずちょこっと人体改造のこと書いていきますね。

■人体改造の一つ:スカリフィケーション

スカリフィケーション??おそらく初めて聞いた人も多いでしょう。これは日本ではメジャーでは無い人体改造の一つで、人体を傷つけて残る跡によって体にデザインをしていく手法です。


私は人体改造に興味があって、簡単なものではありますが上唇小帯にCBRを入れてみたり、ちょこちょこボディーピアスが入っていたりします。インプラントには特に興味があって将来的に可愛いツノとか尻尾とか作って入れてみたいなあと思っているので(形を自分で作りたいんですよ、3Dモデリングして)、割と調べていたりします。
興味がある人は、クレイジージャーニーにも出演されていたケロッピー前田さんのTwitterなんかは覗いてみると良いかもしれません。


某名古屋のスタジオでならブランディング、スカリフィケーション、ホワイトタトゥーくらいまでならやっているみたいで一度行ってみたいなぁー!なんて思ってます。
さて、そんなこんなでちょこっとだけ、人体改造の中のスカリフィケーションの種類を紹介してみますね。

ブランディング

わかりやすくいうと、どら焼きとかに焼印じゅ〜ってする美味しいやつとか、怖い人がタバコで人体にじゅ〜ってやって丸っこい跡をつけるのと同じやり方です。
火傷をさせてケロイドを作る事でデザインしていきます。ケロイドなのであんまり輪郭がパキッとしたものではなく柔らかく、ふんわり皮膚表面が盛り上がる感じですね。

カッティング

名前がわかりやすいですね。刃物で肌を引っ掻くような感じでミミズ腫れを作って跡をつけてデザインする方法です。ブランディングよりも細い線の表現ができますが、タトゥーほど細かい輪郭を出すまではできないですね。
お花の模様とか、線画で表現できるものに関してはこのカッティングでも綺麗に出そうですよね。

■定着後はどうなるのか考察

レーザーカッターで彫刻をした場合にはどんな仕上がりになるのでしょう。動画では、データの通り綺麗な輪郭のロゴが肌に刻まれておりましたが、これが完治した時には火傷の部類に含まれると思うので、おそらく彫刻はブランディングの様な仕上がりになると私は思うんですよね。
彫刻される=切るレベルのパワーではなくレーザー照射を面に行い削っている&熱が発生している。ので、肌表面が火傷を負っている状態になります。

そうなってくるとけがきの場合ってどうなん?って思いました。
けがきとはレーザーカットの一種ですが、カットするぐらいの深さまでいかないパワーでカットすること。例えば紙などにうすーくけがくと折り線として機能したり、建築模型を作るときのマーキングをするのに使ったりします。
ちなみにレーザーの挙動ですが、彫刻のように面で動くのではなくカットラインのデータの上をレーザーがなぞっていきます。

人体にレーザーカッティングで、さらに熱をあえてかけて行うカッティング。という感じになりますよね。なので、おそらく通常のカッティングよりもやはり輪郭はもこっと柔らかい感じになり、さらに太さも出てくるのだと思います。
ちょっと設備的にもですし、自分はスカリフィケーションは今のところやる予定がないのですが、人体改造系の知り合いやタトゥー・ピアススタジオ勤務の方に意見を求めてまた追記しようと思います。

■まとめ

人体改造、皆さんは興味ありますか?私は興味ありありです。ちょっとグロテスクで苦手だという方もたくさんいらっしゃると思いますので、強要するとことはしませんが、興味がある人がいたら一緒にもっと掘り下げてみたいなぁと思います。
今も昔もタトゥー・ピアスという文化はあって、近年になってマイクロダーマルやインプラントが生まれて、最近はICチップを埋め込むことができたりと、人体改造も少しずつ進化しています。デジタルファブリケーションを人体改造に取り入れることでもっと進化が進めばいいなぁって思うチャンキナです!

またねっ




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