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【遊戯王】王国編:海馬復活シーンの違和感に気づいたので考察。

※文庫版を読んでの話になります。

闇遊戯vs腹話術師。
腹話術師が海馬の青眼で遊戯にとどめを刺そうとした時、攻撃が止まり青眼は消滅。

同時刻、意識不明だった海馬が復活し、車椅子から立ちあがる。
看病を任されたメイドがそれを目撃。


メイド「…ヒ…」
ガシャーン★(メイドが看病道具を落とした音)
「た…大変です…
お坊ちゃまが
お坊ちゃまが…」


このシーン。一見、驚いたメイドが他の関係者に伝えに行くだけのシーン。

違和感があるのは「…ヒ…」という言葉と、メイドの目が影に隠れて見えない事。


海馬は意識が戻るか分からない状態だった。そんな人が復活したら普通は喜ぶはずです。

だけどメイドの第一声の「…ヒ…」は喜びとしては不自然。目を影で隠す(表情を隠す)事は、喜びを伝えるには読者に伝わりづらい。


このシーンのメイドの真意は

「…ヒ…(意識が戻ってしまった)」
ガシャーン★(焦って看病道具を落とす)
「た…大変です…(悪い意味で)
お坊ちゃまが
お坊ちゃまが…(意識を戻してしまいました…!)」


と、考察。


それを裏付ける理由。この頃、海馬コーポレーションの幹部ビック5は海馬を裏切り、ペガサス率いるインダストリアル・イリュージョン社に寝返ろうとしています。


ビック5は海馬・モクバ以外の人間を既に引き込み始めており、内部崩壊寸前だった。メイドもその1人で、海馬を監視する役割だった可能性が非常に高い。


この辺りの真意は高橋先生亡き今、考察の域を脱することは不可能です。でも、子どもの時は気づかなかったであろう大人の背景が見えるのは面白いです。


みなさんはこのシーン、どう思われますか?

読んで頂きありがとうございました!
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幸せに生きたいアラフォーYP:かずと

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