コメダ珈琲・季節限定ミルクノワールの感想
季節のシロノワール。
それは期間限定で登場する、特別なシロノワールだ。
私はコメダのスイーツをこよなく愛している。
愛することは、真剣に向き合うこと。
真剣に向き合うと、褒め言葉だけでは済まないこともある。
そういうわけで、私は美味しかったものを当たりノワール、微妙だったものを外れノワールと呼んでいる。
今回のミルクノワールは、2022年6月、ちょうど1年前の復刻。
去年の感想としては「まごうことなき当たりノワール」であった。
なんと、今回のシロノワールは、食べる前から既に美味しいことを知っているわけだ。
これはもはや勝ち確ノワールである。
まずは練乳のかかったソフトクリームを一口。
そうそう、この甘さ!懐かしい!
1年前に味わった感動が、一気に蘇ってくる。
通常のシロノワールは、メープルシロップをかけて食べるものだ。しかし、メープルシロップはとても強い甘さで、少々クドさを感じてしまう。私はそれが苦手で、普段メープルシロップをほとんどかけない。
その点、練乳だと砂糖の甘さを全力で感じられるものの、それでいてクドくはない。私はこっちの甘さの方が好きだ。
もしもメープルシロップの代わりに練乳を付けてくれたら、それはもうドバドバかけちゃうね。
ミルクノワール、さらにもう一つの美味しさポイント。
デニッシュパンとの相性が最高。
時が経つにつれてソフトクリームは溶け、練乳と混ざっていく。あま〜い練乳とミルキーなソフトクリームが合わさり、最高に美味い液体が生成されるのだ。
そしてデニッシュパンは、非常に液体が染み込みやすいという性質を持つ。
最高に美味い液体で満たされた、最高に美味いデニッシュパンの出来上がりだ。これが本当に絶品である。
甘いって、幸せ。
実に幸福度の高いシロノワールである。
復刻に選ばれたのも納得だ。
ぜひとも一度は食べて、その甘さで幸せになって頂きたい。
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