見出し画像

私と登山~運動神経ゼロの戦い~

だいぶん時間がたってしまいましたが、私と登山について書きたいと思います。

私、物心がついたときにはすでに運動音痴でした(笑)。

幼稚園のときに始めた(もちろん、親が申し込んだ)剣道の朝練は全くやる気がなく、覚えているのは大きなアオダイショウが出てきたこと(北海道の田舎だったので)。そして、友達とお喋りをしたら竹刀で叩かれたこと(時代ですね。。。)。

小学校1年生の初めてのマラソン大会では57位でした。何人いたのか、はっきりは覚えていないのですが、当時2クラスであわせて60人以上65人未満でした。下から数えたら入賞ですね。その後も、跳び箱は4段までしか飛べず、逆上がりはできず、ドッジボールはさっさと当たって後は出番なし、とにかく運動が嫌いで苦手でした。

そんな我が家では、もともとアウトドアや登山の習慣が全くなかったのですが、小学校4年生のとき、急に紅葉を見に行くということになり、家族と親戚で大雪山の銀泉台へいくことになったのです。この登山道、頂上は赤岳で今思えば初心者ルートですが、登山の習慣がない我が家のメンバーにとっては過酷でした。妹と母が途中で脱落、叔母が転んで脱落(後で骨折とわかりました)、、、と徐々にパーティーの仲間は減っていきました。ドラクエだったら、全滅の可能性がありますからルーラして帰ってるところです。私と父が残り、父もそれほど行きたそうではなかったのでやめてもよかったような気がしますが、「最後まで行く」となぜか思った私と父だけが、赤岳の山頂を踏むことができました。頂上はガスって景色は見えず、私はおにぎりすら食べることができませんでした(疲れすぎたときの、胃が受け付けないやつですね)。95%の疲労と5%の達成感が残った登山でした。(結局紅葉も覚えてない)

画像1

これは2年前に友人と赤岳へ行ったときの写真です。全然覚えてなかったけど、こんな素敵な紅葉だったのかと感動。(うつっているのは友人です)

大学は富山だったにも関わらず、ほとんど登山をすることはありませんでした(当時全く興味がなかった)。友人に誘われてとんがり山という標高559mの山へ行ったときでさえ、ばててました。

そんな私が登山をすることになったのはいくつか要因があります。

①30歳を過ぎたころから、健康維持のため、何か運動しないとマズい!と思ったこと。父がバリバリの糖尿病で、性格も含めそっくりの私は絶対に予備軍。なんとかせねばと思いました。

②小笠原旅行で、ガイドさんと一緒のときに思ったより登山が楽しめたこと。ペース配分が大事だったんですね。

③当時職場が一緒で仲良くしていた友人がワンゲル出身だったこと。初心者向けに色々アドバイスをもらいました。

④サポートタイツの効果で、筋肉ゼロの私でも何とかバンビ状態を抜け出せたこと(下りの足がくがくのやつですね)。

⑤初めて買ってみたランドネを見て、こんなに素敵なアイテムがいっぱいあるのかー!こういうの着て登山したい!とテンションが上がったこと。以降、すっかりギア好きに。

⑥もともと仕事でも一眼レフのカメラを使用していて、山での写真撮影にもはまったこと。普通の一眼は私には重くて、最近はミラーレスばっかりですが。。。

画像2

2019年に行った立山の写真です。

今後の目標:少しずつ100名山にも挑戦していきたい!ただ、圧倒的に高所恐怖症があり、剣岳とかは絶対無理だなと思います。わんこと一緒に気軽に登れるような、近場の山も大好きです。私と同じように、運動音痴だけど登山楽しんでますレポートや、自分では行けないようなハイグレード登山を楽しんでいる人のレポートも、これからも楽しみにしています!自分でももう少し、おすすめギアについてupしていければと思ってます。コロナが早く収束して、気兼ねなく全国の山へ行ける日が来ることを願って。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?