美容室で元気をもらった話

昨日からテレビをつけても、SNSを開いても、目を背けてしまいたくなっちゃいますね。
こういう時こそ、いつもどおりの日常を心がけたいです。

さて、先日のことですが久しぶりに美容室に行きまして、髪を15cm切りました。
見た目だけですけど、なんだか違う自分になった気分。
鏡に映る自分を見る度に「おっ！」と心のなかで呟いて少し笑顔になれます。

引越し後初めての美容室でした。
行ったところは7月にオープンしたばっかりの、オーナーさんおひとりでやってらっしゃるお店です。

４０歳くらいの男性で、頭にはAppleのロゴがプリントされたキャップを被ってて見た目B-boyみたいな感じ。

話してみると要望をよくヒアリングしてくださる方で、会話のキャッチボールもスムーズ。
話もはずみ、わたしの仕事について聞かれた時、
『ごまかすと後からつじつま合わせがめんどくさいし、退職した理由話しちゃお。』と、思い切って言いました。

「引かれるかもしれないんですけど、わたし精神疾患になって会社辞めたんですよ。今も療養中で。」

あ〜触れたらまずいこと聞いてしもた〜！
という相手の反応を想像していたわたしでしたが、意外な答えが返ってきました。

「引かれるとか思わなくて大丈夫ですよ！むしろ話してもらってよかったです！そんな仕事辞めてよかったですよ！」

正直、びっくりしました笑
オーナーさんはその後もこう続けました。

「人によっては仕事辞めたこと『逃げた』って言う人もいるんですけど、身体壊してまで続ける必要なんてないです！」

おーぅ。そんな心があったかくなること言ってくれるんかーい。

ご自身も以前の職場で屍になるほど働いていたそうで。
そんな中でご家族のこととか、自分の働き方を考えていたタイミングで、良いテナントを見つけて自分のお店を開くに至ったと話してくれました。

ステキな話じゃないですか。
話の終わりにオーナーさんが言ってた言葉、

「毎日が起きたくなる朝です」

そんな風に生きてみたいな、そんな毎日にしたいなって思っていて、今少しずつ動き始めているわたしには、彼の言葉はとても染みました。

帰り際、オーナーさんは玉置浩二のモノマネをするハリウッドザコシショウのマネをしてくれました。
笑いすぎてしんどかったです笑