嫌いな人の幸せを祈るのはなぜ？

突然ですが、皆さんは自分以外の人の幸せを祈ることってありますか？

あるって方は幸せを祈る対象になるのはどんな人、または何に対してでしょうか？

自分のパートナー、家族、友人、ペット…
人によって様々だと思います。

わたしが思いついたのは、わたしの愛する人たちです。その人たちのためなら、心から幸せを祈ることができます。

読んでくださってる方の中にも、わたしと同じ考えだって方いらっしゃるんじゃないでしょうか。

じゃあ嫌いな人に対してはどうでしょうか？

嫌いな人のために、心から彼らの幸せを祈ることはできますか。

わたしだったら、


『自分を傷つけてくる人のためになんでそんなことしなきゃいけないの。』

と思ってました、最近まで。

というのもこの前、よく会っている前職の先輩がこんなことを話してくれたんです。

自分が嫌いだと思う人って、きっと何かが満たされていないんよね。
満たされてなくて幸せじゃない。だから人がイヤだと思うことをしてくる。


でももしその人が幸せでいて、満たされていればわたしに対しても他の人にも対しても、やってほしくないことはしてこない。
そしたらさ、その人が嫌いな人じゃなくなるわけよ。
だからわたしは自分が嫌いな人のために祈る。

『あの人が苦しみから解放されて、幸せになりますように。』
って。

自分が幸せであれば、自分以外の人にも愛をもって接することができる。



幸せで満たされていれば、溢れた幸せをほかの人にもおすそ分けできるから、誰かを攻撃する必要なんてなくなるわけです。

だから嫌いな人の幸せを祈る。
それがまわりまわって自分の幸せとして返ってくる。

こうやって自分と自分の愛する人はもちろん、嫌いな人の幸せを祈れるようになれば、幸せで満たされる人がひとり、またひとりと増えるかもしれませんね。