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シングルマザーが看護学生になる


「お子さん小さいんだね、家族のサポートとか、ある?」

毎度こう聞かれて、後日不採用通知が届く。

就職面接で何度もくらってきた現実。


アルバイトのままでいる不安、正社員になる難しさ、民間資格をとり技術を身につけるもフリーランスで働くことの不安定さ・・

「シゴト難民」これが、5〜6年前の私です。

20代後半に差し掛かった時の突然の離婚。女手一つで子どもを育て、食わせていくのも、若さと勢いで数年はなんとかやってこれた気がします。

「子供が小さいうちはパートをして、子供との時間を大切にしたい」
そんな風に思って自分の中でバランスを摂って過ごしていました。正社員として働くための勉強もできる範囲でコツコツやりながら。

でもやっぱり、新しい環境で正社員になるって難しい。私じゃなくても務まるシゴトに、いつ休まれるか分からないような人間を引き取ってくれる場所なんてひとつもなかったのが現実です。
実家が同じ市内にいると言っても、何も通用しません。

そんな時、実家でふと見ていた「看護師の働き方」(のような本)
「もう看護学校でも行ったら」
何気なく母が呟いた一言で、私は看護学生を目指すことになりました。


 初めまして。きなこくるみです。
シングルマザーで今年、看護学校を卒業しました。

上記の通り、なんの資格も経験も持たないまま20代前半で結婚・出産・離婚を経験し、シゴトに苦労した、自業自得な人間です。
(書いてて子供たちに申し訳なくなってくる・・)

そんな私が母の勧めで看護学生となり、3年間の講義・演習・実習・研究・就活・国試を経て無事卒業に至ることができました。
(国試は結果待ち)

国試も受かっているかわからない状況でこれを書くのはおこがましい気持ちもありますが、再試験を一度も取らず学校を卒業できたことをささやかな自信として
シングルマザーでも看護学生ができること、シングルマザーでも看護師が務まること(内定をいただけた)をお伝えしたいと思いnoteに立ち上げてみました。

私のようにシゴトに困っている方はもちろん、子育てしながらでも看護師になりたいと思っている方に少しでもお役に立てたら嬉しいです。

よろしくお願いします☺︎


きなこくるみ



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