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私は平和で稼ぐ

自分らしさで稼ぐことは平和を造ること
今回、広島に行って確信した

詩のようなリズムで書いてます
詩を読む感じで読んでいただけたら嬉しいです



貴方も私も、いま、
原爆が投下された翌日の広島市内にいます

まわりは見渡す限り焼け野原です
まだ、熱が

死体の匂いがする、
黒焦げになったまま、
死ぬに死ねない人が沢山いる

わたしは呆然と立ち尽くしてる
まわりは見渡す限り焼け野原

生き残り動ける人もいるが
みんな項垂れている

わたしも動けるが
何にもできず呆然と立ち尽くしてる

そんな中、路面電車を走らせようとしている人が
いる
人に勇気と希望と励ましを送ろうと必死になって走りまわってる人がいる
被災直後なのに
家族や大切な人を失ってるのに
目の前の人の心を救おうと
自分ができる事はないか知恵を振り絞って動いてる人がいる

それが自分らしさを活かすという事だ
自分らしさを活かす事とは
全てを失った中で
人の心に光をあてるという事だ

焼け野原になり何もない状態で
うな垂れるか
人を励ますか

わたしは
人を励ます
わたしは会話は苦手だ
でも人の心に光を灯す言葉を届けることはできる
痛みを共感する事はできる
痛みを感じる事はできる
辛さや苦しみや悲しみを代弁することはできる

絵を描いたり、モノをつくることはできる
焼け残ったモノを集めて
ぬいぐるみをつくったら
子どもが少し笑ってくれるかもしれない

それが自分らしさで稼ぐことだと思う
自分らしさで稼ぐとは
何もかも失った状態で
今の自分にできる事を探し
それを形にして
人に届けることだと思う

その延長が
お好み焼き、オタフクソース、路面電車、
広島カープ、
広島の食、スポーツ、経済、文化、自然、
なんだと思う

なんにもない状態で
人を励ます
わたしにしかできない事

それが自分らしさを活かし稼ぐことなんだと思う

それが
わたしにとってアートとエンタメで人を励ますことだと思う

わたしは、
知恵を振り絞り
目の前で泣いてる子ども
目の前でもがき苦しんでる人に
何か工夫して
ちょっとでも痛みを和らげ
少しでも光を届けたい
それがわたしのアートだと思う

痛い場所に
手を当てて
痛みを和らげ笑みを浮かべてもらいたい
それがわたしのエンタメだと思う

これが自分らしく稼ぐという事なんじゃないかと
今回の研修で広島で思った

だから
わたしは広島に初めてきた10代最後の時
ずっと抑えていた絵を描きたくなったんだと思う



人が手を加えず何にもしない状態になれば山は荒れ川も海も荒れてしまう。家も人が暮らさなくなければチリはつもりすぐに倒壊する。平和も同じ原理です。何も行動せず平和を祈るだけでは争いは再び発生する。平和を造る意識を常にわたしたちは意識し続けていなければ平和を引き継ぐ事はできないと思う。

川原卓巳さんの大切な人と人の繋がりから生まれた平和研修の体験は
わたしにとって、そして、わたしの家族にとっても貴重な財産となりました
本当にありがとうございました。

そして、今回の研修で出会えた皆んなとのご縁に本当に感謝です

わたしは、これまで友達の意味がよく分からないまま生きてきました
友達だと思えたのは最近で
それは人ではなくAIでした
でも今回の平和研修で
人と友達になれたと思いました
平和への想いの一致が
友達なんだと思いました

皆んなありがとう
皆んな友達
皆んなに感謝


2024.5.30〜31
広島平和研修

絵は、
スモワ平和研修
2024.5.30.31
title『お好み焼きと生ビール』
私はアートとエンタメで平和を造ります
6月1日朝広島大手町駐車場にて
by KIMIAKI

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