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きな粉道20粒目

電子レンジで

煎れるのか


下茹できな粉作りを再度試しみる前に、ふと電子レンジを活用して作れないのかなと思った。ネットで調べてみたら、煎り大豆をレンジで作るレシピを投稿している人がいたので、マネしてみることにした。もし成功したら作り方の可能性が広がるし、失敗してもできないことが分かるから良いよね。とりあえずチャレンジあるのみ。

材料&道具

・乾燥大豆
・器
・電子レンジ
・ラップ
・ブレンダー
・キッチンの電気
・冷蔵庫

材料&道具

1/29に開封した大豆を使用。どうなるか予想がつかないので、少量でやってみる。ラップも使うけど、撮るのを忘れてしまった。

大豆を洗う

水で大豆を洗う

ラップをかける

上からふんわりラップをかけて、まずは500Wで1分電子レンジで温める。

1分経過

表面が割れている。ラップを剥がすと、甘さを含んだ独特の良い匂いがする。熱が通っているのか不安なので、あと30秒温めてみる。

1分30秒経過

見た目も匂いも変化が分からない。火が通っているかどうかは、どこで判断すれば良いんだろうか。もう30秒いってみる。

2分経過

少しだけ匂いが変わった。甘さが少し消えた感じ。大豆を触るととても熱い。

2分30秒経過

電子レンジの音で、第1クラックが起こっているのかどうか聞こえない。触った感じ、水分やベトベトした感じがなくなったのと、表面がやや色付いたように見える。悩ましいけど、これくらいでやめてみる。

左 元の大豆 右 電子レンジ大豆

皮を剥いてみたけど、剥けるものと剥けないものがあった。見た目は白くて、色むらはほとんどない。匂いはほぼ無臭。食べてみると硬くはないけど、グニャーという噛みにくさがある。味はそのまま大豆。もしかしたら、ちゃんと火が通っていないのかもしれない。噛めるくらいにはなっているから、まったくの生ということはないと思う。

少し怖いけど、電子レンジ大豆を削っていく。

削る前(上から)
削る前(横から)

電子レンジで熱した大豆を冷ましてブレンダーに入れる。

荒削り(上から)
荒削り(横から)

硬いからか音が激しくてうるさい。さらに、飛び出していく勢いがすごい。

荒削2(上から)
荒削2(横から)

匂いはするけど、香ばしさを含んだきな粉っぽい匂いではなく、大豆らしい匂いがする。

削り終わり(上から)
削り終わり(横から)

飛び出しが落ち着いたら、割と削りやすくなった。白っぽいキレイな色のものができた。

20回目のきな粉(1度煎り)
19回目のきな粉(1度煎り)

見比べてみると白さがより分かる。口当たりはフワッとしていて良い感じ。味に香ばしさは全くないが、生っぽさもない。大豆の甘さを感じられてわりと好きな味。だけど、これは大豆粉だと思う。もう少し長時間、電子レンジで熱していたら香ばしさを出せただろうか。た。

きなこ帖で香ばしさの星をつけるなら☆☆☆☆☆
大豆粉ができたから☆はなし。味は甘さがあって良い感じ。

反省点
・電子レンジでの加熱時間が分からない
・電子レンジだと音で判断ができない
・W数を上げたら香ばしさを出せるかも
・火が通っていないのか、皮を剥くのは難しい
・焦がさないで作れる可能性が高い
・甘さは引き出せるかも
・フワッとした食感は新しかった
・加熱時間を増やしたら、きな粉を作れる可能性はありそう

電子レンジを試してみたら、意外と可能性を感じた。大豆が爆発したらどうしようと思っていたけど、様子を見ながら加熱すれば大丈夫そうだ。香ばしさを出すのは難しそうだけど、甘さが引き出せるのはメリットかも。水を少し入れて加熱してみるとか、ラップをしないでやってみるとか、やり方を工夫しながら続けていけば、なにかしらの発見がありそう。電子レンジを使うと時間が短縮できるのもいい。


次回やる時に、時間があれば下茹で方法で、あまり時間に余裕がなさそうなら電子レンジを使ってやってみる。茹で大豆なら、茹で時間は短く煎り時間を長くして、大豆の色で香ばしさが付いたか判断する。電子レンジなら、まずは加熱時間を長くする。その後、水入りやラップなしも実験する。

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