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小ロット大冒険
製本・リソグラフ・活版・革タグ・結婚・印刷・箱
興味のある言葉たちに包まれた一日
本日から開催されている「小ロット大冒険」にボランティアスタッフとして参加させてもらった。
小ロット大冒険〜星に願いを〜2022
2022.7.1〜3
1日(金)11〜18時(ワークショップ開始は11時30分〜)
2日(土)10〜16時(ワークショップ開始は10時30分〜)
3日(日)10〜16時(ワークショップ開始は10時30分〜)
出店者:AUI-AŌ Design・紙束 こいずみしょう・Kit かく田・DEAR FACTORY とじ郎倶楽部・どうち製本所 紙工房堂地堂・中正紙工・中野活版印刷所・Hako de kit
会場: east side tokyo 8F(JR浅草橋駅東口徒歩7分)
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募集のツイートを見つけた瞬間にDMを送り、お手伝いできることに。
もともと気になっていたイベントだったから、スタッフとして参加できて本当によかった。スタッフといいつつ、お客さんとして来る以上に楽しんだと思う。
空いている時間に各ワークショップを体験させてもらえたのでご紹介。
中野活版印刷店(@nakano_bz )のリソグラフを使ったチケット作り。
あまのさくや(@sakuhanjyo)さんの手作りハンコや手書き、トーンで原稿を作成し、リソグラフで印刷する平袋作り。
可愛いハンコにときめきつつ、デザインや色の組み合わせにたくさん悩んで、オリジナル袋を作製できる。
昨日、初めて消しゴムはんこを作ったばかりだったから繊細すぎるはんこに感動。いつか使ってみたいと思っていたリソグラフを間近に見られて、仕組みを少しだけ理解できた気がする。色や紙ごとに風合いが変わるのがとても良い。
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AUI-AŌ Design(@AA_Design )では、いくつかの背景デザインを選んで20文字の思いを活字組版し印刷できる。
いろはにほへと…の順番に並ぶ活字。自分が選んだひらがなを探せば、目の前で組まれていく文字たち。一枚ずつ重さを感じながら、言葉を刻んでいける。
数年前からやりたくて、活版印刷屋さんをテーマにした小説を読んだり、実際にできるところを探したりして思いが募るばかりだった。なかなか見つからないのも、組むのに時間がかかるのも、その待ち時間が愛おしく感じる。いつか活版印刷で名刺が作れたらいいなという思いを込めて、Twitterのアカウント名を印刷した。
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Hako de Kitは、箱づくりキット「ハコデキット」を使い、流れ星をレタープレスで印刷してから箱を組み立てる。
サイズは、名刺やカードを入れる小さめとペンケースくらいの2種類から選択可能。
レトロ柄からシンプルな柄まであり、使っても飾ってもいい感じ。
何を入れようか考えながら柄選び。レタープレスで印刷した流れ星にのりを付け、金または銅色の粉末をかけ、ドライヤーのようなもので熱しながら飛ばしていく。フツフツと動いてぷっくりと膨れていく様子がなんだか面白かった。組み立てた箱に紙を貼る時に少し失敗してしまったけど、紐と留め具をつけたららしくなったから、手作りのよさとしよう。
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のり付け
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中正紙工(@nakashoshiko)は『金属を、紙に。』がキーワード
”紙のホチキス”を使ったブックカバーと短冊メモ作りができ、使用する紙はすべて製本作業の際に出た裁ち落としや端材を使用。
使っているもの全てが環境にやさしい、言葉通りの紙製品を作れる。
紙を使ったホチキスがあることに驚き。水引を使っていることにさらにビックリ。縫い目のような留め方をするので、色としても模様としてもアクセントになっていて素敵。
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KiTかく田が所有している、カスタマイズしたワンダーカッツ(名称 K360キューブ)を使って革に刻印する革タグ作り。
オリジナルの樹脂版を作る方法は予約終了してしまいましたが、用意されたアルファベットや記号などの樹脂活字から選んで、一文字押す方法は当日受付で作製できる。
革というと茶色のイメージが強いので、あえて赤をチョイス。革を抜く機械も樹脂版で文字を押す機械も意外と力がいらず簡単。お店の方に勧められて首から下げていたスタッフ証につけてみたら、味気なかのワンポイントに。お店の方のセンスはさすがだわ。
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製本キットや特殊なテープなどを販売しているとじ郎俱楽部(@tojiroclub )
『ミニチュアブックキット』Lサイズを使用した豆本作りと『ポップアップタグヴィンテージ』を使用した飛び出すタグ作りができる。
豆本作りは小さいからと侮るなかれ。本物に近い製本づくりが体験可能。
中身は原稿用紙とメモ用紙から選択でき、表紙は好みのマスキングテープから選んでいく。キットになっているから簡単にできるけど、けっこうしっかりした造り。桃太郎のマスキングテープに一目惚れして、昔話豆本になった。
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紙束 こいずみしょう(@kamitaba_paper )
リソグラフ印刷した本文や表紙を選び、その場で蛇腹製本してもらって5分程で完成。スケジュール帖やメモ帳など用途は自分次第。
端材を集めた紙の束でつくるドライフラワーの花器は、飾るお部屋をイメージしながら作るといいかも。
どこに飾ろうか、飾れる場所をつくらないと、など家の中を思い出しながら選んだ紙たち。18g分の紙を集めるのがけっこう大変だった。この小ささだと本当に軽いんだもの。ドライフラワーまでいただけると思ってなかったから嬉しかった。さっそくお家に帰って、テーブルに飾ってみた。
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その他のワークショップ
DEAR FACTORY(2、3日のみ)
先生が書いてくれる見本をみながら、”星に願いを”をテーマに短冊に書く文字を練習する。
どうち製本所・紙工房堂地堂(3日のみ)
表紙、中の紙を自由に選んで組み合わせて、正方形のオリジナルスクラップ・ブックを作れる。
ワークショップだけでなく、ブックカバーや箱、メモ帳などの販売もあり。駅からそんなに遠くないので、気になっている方はふらっと遊びに行くとなにか起こるかも。
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