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きな粉道はじめ

きな粉道に足を踏み込んでしまった

極められる気は全くしないけど

人生で初めてきな粉を作ってみた。

いつかは作ってみようかなって考えてはいたけど、それがまさか今日やってみるとは。思い立ってすぐに行動できるから、時間があるって偉大だわ。

材料&道具

・乾燥大豆(50g)
・フライパン
・木ベラ
・チャック付き袋
・麺棒
・器

煎る前のきな粉

最初は確実に失敗するはずだから、少量の大豆でやってみることにした。

濡らしたキッチンペーパーで大豆の汚れを拭きとり。コロコロまるまるしていて可愛らしい。この時点では、特に香りを感じることはなし。

フライパンへ投入

フライパンを中火にかけ、油はひかず乾煎り。焦がさないようにひたすら木ベラでかき混ぜながら煎っていく。

木ベラで大豆を動かし続ける

煎っているとパチパチした音が聞こえてきて、大豆の皮がひび割れはじめる。そのまま火にかけ続けていると、だんだんとポップコーンのような香ばしい匂いがキッチンを包み込む。

乾煎り終わり

大豆を生のまま食べると消化によくないため、生焼けを恐れて皮がひび割れてからもだいぶ煎っていた。乾煎り時間はだいたい10分〜12分くらい。とりあえず焦がしはしなかったからセーフ。

煎りたての大豆

いい香りを漂わせている煎りたての大豆。温かいまま食べてみると普通に美味しい。我慢できずにすぐ食べてしまったけど火傷には注意が必要。このまま粗熱をとる。

煎る前と煎り後の大豆比較

フライパンで煎っている時は色の変化が全く分からなかったけど、比較してみるとだいぶ違いが。香りに意識がむきすぎていたかも。やや怪しい雰囲気はするけど、このまま突き進んでみる。

チャック付き袋に入れた煎り大豆と麺棒

初めてやってみるなら、最低限の道具で全て自力で挽いてみたくて麺棒のみで挑戦。

麺棒で砕く

少し麺棒でたたいてみると、いい感じに砕けてきた。

麺棒でたたく

幸先は良かったけど、思った以上に手強くてひたすらに大豆と向き合う。

破れた袋

1時間以上たたいたり砕いたりしていると、途中から袋が破れてしまい最後は強制終了。

深煎りきな粉

粉にしきれなくて、荒い部分が残ってしまった。でも荒い部分はサラダにトッピングすれば食感のアクセントになるから問題なし。

味は深煎りにしすぎて変な苦味が出てしまい失敗。色味からみて煎りすぎてたから、味は想像通りではある。全部がもっときめ細かく粉状にできたら味は変化するんだろうか。その前に、ひび割れてからすぐに火を止めてたらよかったんだろうな。となると、浅煎りってとてつもなく難しいのでは。

きな粉道は奥が深いぞ。


反省点
・失敗を前提に少量ではじめたのは良かった
・生焼けが怖くて皮がひび割れてからもだいぶ煎ってしまった
・煎っている最中は色の変化がよくわからなかった
・明るくしてやる方が色味を確認できるからいいのかも
・袋が途中で破れてしまった
・自力で粉にするには限界がある
・せめてすり鉢とすりこぎ棒は導入すべき
・できればミキサーがあるとなおよし

美味しいきな粉を作って販売してくださっているメーカーさんへの尊敬と感謝が尽きない。

きな粉職人さんすごすぎる。

反省点はたくさんあるけど、ひたすら木ベラで大豆を動かしたり全力で砕いたりするのは楽しかったな。次にやる時は、浅煎りを目指してやってみよう。

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