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きな粉道24粒目

原点回帰

きな粉はじめ


最後にきな粉作りをしたのは2023年6月18日で半年以上前。久しぶりにきな粉を作ろうと思うほど朝からやる気に満ち溢れているので、元日はきな粉作りからスタートすることにした。2024年のきな粉はじめ。

原点回帰でブレンダーは使用せず自力で粉にする。2度煎りはせずに1度できな粉らしい味と香りを引き出すことを目指す。

材料&道具

・乾燥大豆
・フライパン
・木ベラ
・器
・チャック付き袋
・麺棒

材料&道具

初回以来の麺棒と袋が登場。自力で粉にするため大豆は少なめにした。

煎る前の大豆

大豆の表面についている汚れを濡らしたキッチンペーパーや布などで拭き取る。

フライパンへ投入

フライパンに大豆のみを入れて乾煎りしていく。焦がさないように大豆を木ベラで動かし続ける。

3分経過

1度で煎るので気持ちばかり火を強めにする。全体的にひび割れてきた。

5分経過

4分過ぎたくらいで香ばしい匂いがしてきて、第1クラックもはじまった。4分で匂いと音に変化が起こるのは早すぎる。思ったよりも火加減を強くし過ぎたらしい。

8分経過

7分前後くらいで焦げてきた。匂いも少し焦げ臭い。第2クラックは起こっていないけど、明らかに火は通っているだろうから8分で火を止めた。火力の調整ミスだけでなく、いつもより大豆が少ないのと直前にフライパンを洗ってしまったので、火の通りが早かったのかもしれない。

煎り終わり直後の大豆
煎り終わった大豆

フライパンからおろしても、煎り終わってすぐはシューシューと音がしていた。音がするほど熱が通ったようで、1粒残らずしっかりと焦がしてしまった。

左 元の大豆 右 煎った大豆

カリッと食感で食べやすい。噛んですぐは焦げた味がするが、だんだんと大豆の味がしてくる。丸焦げ状態ではないらしい。

左 元の大豆 右 煎って剥いた大豆

皮はまあまあ剥きやすく想像よりも中身の色は濃い。真っ二つに割れる大豆がなかったのは意外だった。

煎った大豆を綿棒で粉にしていく。

煎った大豆と麺棒

粉にするというよりも叩いて砕いてすりつぶしていく。10分くらいやってみたが、それ以上の変化が見込めなかったのでこの辺で止めた。

きな粉

細かくできた部分と形がそのまま残ってしまった部分ができてしまった。キメの荒いところを食べてみると悪くない。なぜか焦げた味は無くなっていて大豆の味が濃いように感じる。粉ではないからきな粉とは別ものとして考えれば、ボリボリ食べられるおやつとしては美味しいかも。ベビースターラーメンのようなパッケージで売って欲しい。

きなこ帖で香ばしさの星をつけるなら★★★⭐︎☆
きな粉ではないけれど大豆の味は濃くていい感じ。

反省点
・火加減が強すぎた
・直前にフライパンを洗ったため火の通り方が変わった
・大豆の量が少なく火の通り方が早かった
・4分で音と匂いに変化が起こるのは早すぎた
・焦げたことに気づいて1分以上様子を見ずすぐに火を止めれば良かった
・分かっていたが麺棒と袋では粉にできない
・慎重に火加減調節をすれば1度煎りで香ばしさを出せそう

1度煎りだからと火を強くしすぎたのが最大の反省点。久しぶりだったのだからもっと慎重に煎るべきだった。それとフライパンと大豆の状態を把握していたにも関わらず油断したのもダメだった。全く粉状にはできずきな粉は作れなかったけど、新たなおやつになりそうなものができて良かった。煎り方を強めにして大豆の味の濃さを出せれば、味付けしないままのおやつになりそう。ベビースターラーメンのように、袋からひとつまみずつ食べる形式でいけるかな。

きな粉作りのリハビリは失敗したけど久しぶりに作れて楽しかった。次回はちゃんとブレンダーなどを使って、きな粉を目指して作りたい。


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