【7日間ブックカバーチャレンジ:5日目】
【社会人生活を大きく変えてくれた本】
ブックカバーチャレンジ5日目です。
ご紹介する本も残り3冊。
ひとつひとつ丁寧にご紹介していきます。
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佐々木圭一『伝え方が9割』
2013年に初版発行され、
現在でも様々なところで「伝え方が9割」という言葉を目にし、耳にします。
相手とコミュニケーションをとる上で、こちらが一方的に思いを話しても伝わらない。
シンプルにかつ思いやりのある言葉でどれだけ伝えられるか、
その手段の一つを指導してくれる1冊です。
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結論からお伝えすると、
”私の社会人生活を大きく変えた本”です。
それまで小説ばかり読んで、作品の考察をしていたのですが、
この本をきっかけに、啓発本も読むようになりました。
こちらは、社会人2年目の春に購入しました。
もともと人に何かを伝えることが苦手だった私ですが、
学生の時は、ある程度なんとかなっていました。
ですが、社会人1年目になった時、
伝え方次第でいくらでもトラブルになること、
逆に円満に物事が解決することを知りました。
(遅すぎますね。でも、この時に知れて良かったと、良い経験だったと思っています。)
私が通っていた今までの学校では、
「先生から教わるものが全て」
「先生からの教えを守ること。自分から行動したものは止める」
が主流でした。
全て、教科書があると思って生きていたんです。
そんな学生気分の世間知らずな自分では、
社会人となって、「自分の意思で動く」ことに慣れていませんでした。
だから、この本を読めば、ここに書かれていることを実践すれば、
解決すると思っていたんですよね。
実際に読んでみて、自分がいかに相手を考えずに行動していたかが分かりました。
物事の視点のベクトルが、常に自分に向いていたんです。
まさに「こんな方法あったんだ」と思った瞬間でした。
そして、自分の行動を決めるための”全てで”はなく”材料”を、
こういった本で探そうと考えました。
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まだまだ経験の浅い私ですが、
浅いからこそ、これからいくらでも深めることできると考えています。
自分がいかに知識をつけるか、実践力を発揮するか。
これが今後の社会人生活にどれだけの影響を与えるか。
そういったことを考えさせられる1冊でした。
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次回は、とあるプロレス選手の自伝をご紹介します!
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