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【LayerXインターン体験記】こだわりを感じた選考フローとプロダクト体験の作り込み

はじめに

この記事は、2022年度インターンシップ体験記 Advent Calendar 2022の3日目の記事です。

僕は今年の10月からお世話になっているLayerXについての体験記を書きます。
体験記ということなので、技術的な内容よりも、LayerXでのインターンがどのような雰囲気なのか、どのようなことをインターンを通して感じたかに重点を置いています。

この記事を通して、少しでもLayerXでインターンすることのイメージが湧いたり、LayerXに対して興味を持っていただけたら幸いです。

自己紹介

まずはじめに、軽く自己紹介をさせていただきます。

僕はkimusonといいます。SNSには猫のアイコンで登録しています。
現在、大学の学部3年生です。院進の予定はないので、24卒の代になります。

これまでは、中規模のスタートアップ、 0 - 1フェーズのスタートアップ、そしてメガベンチャーで主にバックエンドエンジニアとして働いてきました。
これまでの会社さんでは、toCのプロダクトに関わらせていただいていました。なので、toBのプロダクトに関わるのはLayerXが初めてになります。

LayerXは何をしているのか?

LayerXがどのような会社なのかについても軽く紹介させていただきます。

LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションを掲げている会社です。

具体的には、

  • 経費精算、請求書処理、法人カードを効率化させるバクラクシリーズ

  • 眠れる銭をアクティベートさせることをミッションにしている、三井デジタルアセットマネジメントによるFintech事業

  • Privacy Tech事業

を扱っています。
より詳しくは、LayerX Company Deckをご覧ください。

僕はLayerXで何をしているのか

ここからは、実際に僕がLayerXで何をしているかについて書いていきます。

僕はバクラク事業部のAI-OCRチームに所属しています。(以降OCRチームと呼びます)
OCRチームは、お客様がアップロードしたファイルから振込先名や金額などを読み取るOCR機能を主に開発しています。
こちらのページからOCRの機能を試せます。興味がありましたら、試してみてください。

OCRはバクラクシリーズにおいて、とても重要な機能になっています。
実装からQAチームへの依頼、そして本番環境へのリリースまで責任を持ってやらせていただいてます。
インターンでも、そのような顧客価値に直結しているような機能に責任を持って携われているので、とてもいい経験になっています。

インターンの業務を通して感じたこと

ここでは、僕がインターンの業務を通して感じたことについて書いていきます。
初めにも書いた通り、技術的な内容や具体的にやったことについてはほとんど含みません。

どのような業務をやるかについて、興味がある方は、同じくOCRチームのとても頼れるAkino Sanが記事を書いてくださっているのでそちらをご覧ください!

お客様にいい体験や価値を提供することを一番に考えている

LayerXは顧客への価値提供を速くすることを意識して、日々の開発をおこなっています。以下のスライドに詳しく書かれています。

これをどのように実践していくかの姿勢を、この2か月の間に学びました。

具体的には、OCRの機能にある変更を加えた際に、たとえ全体としては読み取れるものが増えていたとしても、これまで読み取れていたものが読み取れなくなっていると、体験が悪くなってしまうので、それは避けようといったことを教えていただきました。

また、他の例としては、2つ施策があって、どちらも読み取れるものの増加量が同じだったとしても、その中でもより読み取れた時の感動が大きい、お客様の体験が良くなるほうを優先しようということも教えていただきました。

エンジニアチームだけでプロダクトを作るのではなく、事業部全体でプロダクトを作っている

LayerXのバクラク事業部では、毎週金曜日に事業部全体のレビュー会があります。
このレビュー会では、その週に開発した機能などのアウトカムベースでそれぞれの開発チームが発表していきます。
オンラインで行っているため、感想やフィードバックでチャット欄がものすごく盛り上がります。

より詳しくは、いつも的確なレビューをくれるtomoaki sanが記事にしているのでそちらを読んでみてください。

このような会を事業部全体で行うことによって、参加者全員のプロダクト仕様の深い理解につながります。先ほども書きましたが、フィードバックも同時にもらうことができるので、本当に全員でプロダクト開発に向き合っている雰囲気を感じることができました。

LayerXのインターンの選考について

ここでは、LayerXのインターンの選考を受けていた際に感じたことについて書いていきます。
実際どのような選考プロセスになっているかが、伝わると嬉しいです。

現在LayerXでは、エンジニア職のインターン採用として、ソフトウェアエンジニア、機械学習エンジニアを募集しています。

僕はソフトウェアエンジニアの選考を受けたので、そちらについて詳しく書いていきます。

選考プロセス全体を通して感じたこと

選考プロセス全体を通して感じたことは、選考結果や日程調整などの連絡がとても早く、候補者体験がとてもよかったことです。

僕が応募した際は、エントリーをしてから30分も立たないうちに、HR面接の日程調整の連絡が来ました。
しかも、僕はたまたま次の日が空いていたため、エントリーをしてから24時間も経たない内にHR面接を受けました。

エントリーしてからオファー面談の日程調整までは全体で約2週間ほどかかりました。
その間のやりとりで、丸1日返信が来ないということは1度もなかった気がします。

選考の段階から爆速を感じました。

技術課題について

技術課題に関しては詳しくは書けないですが、一言でいうと、とても面白い
内容だと思います。

個人的には、この技術課題を通して、候補者のどのようなところを見たいのかが、ビシビシ伝わってくる内容になっているなと感じました。

技術課題提出後は、提出した課題の中身について、とても丁寧なフィードバックをしていただいたので、ありがたかったです。

面接について

技術課題による選考の後に再度面接を行いました。
その面接では、OCRチームのマネージャーを務めるgiwa sanとお話をしました。

この面接で特に印象に残っていることがあります。それは、面接中に僕がわからなかった知識について、画面共有をしながら一緒に調べたことです。

giwa        「○○って知っていますか?」
kimuson 「すいません、知らないです。。。」
giwa        「じゃあ画面共有しながら調べていいですよ!」

このような会話をしました

まるでペアプロをしているかのように、僕は考えていることを口に出しながら、一緒に調べました。
最初調べていいと言われたときはびっくりしましたが、なかなかない体験だったので、とても印象に残っています。

LayerXの魅力

ここでは、LayerXでインターンすることの魅力を4つほど書いていきます。

すごいオープン

まず1つ目は、すごいオープンなことです。
LayerXでは、インターン生ということを理由にして、見れる情報の範囲を制限するといったことはほとんどなく、社員の方々と同じように扱ってくれています。

インターンに来ている子というより、本当にひとりのチームメンバー、会社の一員として接してくれます。

また、slackチャンネルの多くがオープンになっているため、他のチームが今何をやっていることを確認することも簡単にできます。
困ったり詰まったりしたことを自分が属しているチームのslackチャンネルに投げた場合でも、他チームの方が解決策を教えてくれることも多々あります。

挑戦できる環境

2つ目は、挑戦できる環境になっていることです。
これまでやったことがないことに対しても、やりたいという気持ちがあれば、挑戦させてもらえます。

実際僕自身も、LayerXに入る前はTypeScriptをプロダクションコードの中で書いたことはなかったですが、それでも挑戦させてもらっています。
ここ最近は、フロントエンドにも手をつけるようになってきました。

LayerXのエンジニアチームは機能を、バックエンドからフロントエンドまで一気通貫で実装することが多いので、苦手だったりこれまで触ってこなかった分野に挑戦する機会は非常に多いです。

このように、本人に挑戦したい気持ちがあれば、いくらでも挑戦を後押ししてくれる環境になっています。

経験豊富なメンバーが多いので、とても刺激的

3つ目は、経験豊富なメンバーが多いので、とても刺激的であることです。

技術力がとにかく高いメンバーが多く、本当に日々たくさんの刺激をもらっています。エンジニアリングに特化したアドカレも2022年はおこなっているので、ぜひ見てみてください!

すべてのポジションにおいて、経験豊富な方が多いのでその方達から学べることが日々たくさんあります。

将来どのようなキャリアを目指していたとしても、参考になったり、キャリアについて相談できそうな頼れる方がいる環境になっています。

インターン生同士の交流が多い

4つ目は、インターン生同士の交流が多いことです。
オフィスに来ていたら、気軽にランチに行ったりしています。

これは、エンジニアのインターン生同士で集まるだけでなく、ビジネスサイドのインターン生ともランチに行ったりと交流する機会があります。

インターン生同士だけに限らず、全社的にエンジニアとビジネスサイドの距離が近いので、いろいろな職種の方と関われて非常に楽しいです。

さいごに

この記事では、僕が10月からの2か月間LayerXでインターンをしていて感じたことについて書かせていただきました。
すこしでもLayerXについての理解が深まっていたり、興味を持っていただけたら幸いです。

まだまだLayerXの行動指針などのカルチャーについてなど、書きたいことはたくさんありますが、今回はこのくらいにさせていただきます。
そういった内容に興味がある方はこの下に参考になりそうな記事をまとめておくので、そちらを参考にしてください!

もしLayerXについて興味を持ったり、もっと話を聞いてみたいという方がいらっしゃりましたら、ぜひカジュアル面談などでお問合わせていただけたらとても嬉しいです!
なにか気になることがありましたら、Twitterで僕に直接連絡していただいても大丈夫です!

その他のLayerXについての参考になりそうな記事

サポーターズさんとのインタビュー記事

LayerX羅針盤

カルチャーについてより詳しく知りたい方はぜひ

開発組織について

ワンキャリアさんによるインタビュー記事


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