相談者に全く縁もゆかりもない霊がやってきた理由

「霊などは、家系や住んでいた土地に関係していることが多いです。

しかし、中には特殊な場合があります。

その一例をご紹介します。」

私が気功治療で、霊などを成仏(浄化)させる際、相談者についている霊だけをみているわけではありません。

相談者についている霊がどこから来たかを調べます。

なぜなら、霊は単体でいることは少なく、集団を作っているからです。

また、その集団には必ず本拠地があります。

本拠地が消えない限り、相談者についている霊を成仏させても、新しい霊がやってきます。

例えば、父方の家系についている霊の集団であれば、その集団の本拠地を探して、全て成仏させます。

家系以外によくあるのは、住んでいた土地に由来するものです。

住んでいた土地やその地域の広い範囲に、霊がついていることがあります。

これは、その土地でたくさんの人が亡くなった場合に、死者の無念の思いが強く土地に残ることで起こります。

死者の無念の思いに引き寄せられて、周囲から霊が集まってきます。

通常は、こういった相談者と関係の深い霊がついています。

しかし、中には相談者との関連性がわからない霊がいます。

その一例を今回ご紹介します。

ある家族に霊が取り憑き、
・呼吸が苦しくなる
・体が痛くなる
・精神的にうつ症状が出る
といった反応が出ていました。

そこで、取り憑いている霊とその本拠地を見つけて成仏させました。

ところが、すぐに違う霊が相談者のところにやってきます。

これはおかしいと思い、家系や土地以外に関連を探しました。

すると、相談者は小さい頃は母方のお祖母さんの家に住んでいたことがわかりました。

やってくる霊を調べると、そのお祖母さんに縁があるようでした。

しかし、霊の本拠地が毎回異なるため、お祖母さんだけに関連しているとは、とても考えられません。

そこで、お祖母さんが住んでいた地域まで、確認をしに行きました。

すると、お祖母さんの住んでいた土地には何の問題もありません。

実は、お祖母さんのお墓に原因がありました。

お祖母さんのお墓がある霊園とその周囲の山にたくさんの霊の集団がいることがわかりました。

本拠地が違う霊の集団が、その場所にたくさんいました。数でいうと、1000の単位です。

まさか、お墓を経由して、縁もゆかりもない霊の集団が、相談者に来ているとは夢にも思いませんでした。

その地域にいる霊たちを、全て成仏させて本拠地も綺麗にしたところ、相談者に霊が来なくなりました。

こんなことは滅多にないのですが、稀にこういったケースがあります。

現地に近づくにつれて、いきなり激しい腰痛になったり、頭が痛くなるなど、私や父親にとってはかなり大変な作業となりましたが、無事に解決して良かったです。

写真は、浄化後に食べたチーズケーキ。エネルギーを使うと甘いものが食べたくなります。