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自分で体を改善する効果的な方法

「私が気功をお勧めする理由は、本来なら針やお灸を使って改善する内容を、道具なしで行えるからです。」

 私は気功を13歳から始め、30歳の頃に鍼灸学校に通い、鍼灸あんまマッサージ指圧師の資格を取得しました。

その経験から言うと、鍼灸よりも気功を学ぶ方が、人生でとても役立ちます。

なぜなら、気功は
・道具なし
・場所を選ばない
・一人でできる
という大きなメリットがあるからです。

体の不調を、邪気を抜いて、気を補うことで回復させるのは、気功、鍼灸に共通の目的です。

道具を使わずに体の不調を自分で改善できる気功は、いろいろな場面で役に立ちます。

例えば、肩こりや眼精疲労を軽減したり、体の疲労回復を早めることができます。

眠る前に気功をすると、自然と眠くなり、睡眠が深くなります。不眠症などの改善効果の話はよく聞きます。

体質改善にも効果があります。

他にも使い方はたくさんあるので、気功を学ぶメリットはかなりあります。

また、鍼灸の仕事をしている方にとっても、気功は必須の内容だと思います。

なぜなら、鍼灸の目的は、
・邪気を抜く
・気の流れを活性化する
ために行うからです。

鍼灸は効果が高いからこそ、患者さんから邪気をたくさんもらいます。

針を患者さんの体に打ち込み、体内の邪気を直接抜くので、邪気をもらうのは当然ですよね。

もらった邪気を自分で抜くことができないと、病気になったり、早逝してしまいます。

鍼灸学校時代に、とある先生から
「この仕事をする以上、長く生きられると思わないでください。」
と、言われたことがあります。

あんまの先生だったと思いますが、その先生はガンでお亡くなりになりました。

亡くなる直前に、学校であんまの試験があり、その先生にあんまをしました。

高齢の先生だったのですが、背中に触れると邪気で手が痺れるので
「この先生、何か重い病気じゃないのか?」
と思っていたら、しばらくしてお亡くなりになりました。

あんまの先生は、かなり有名な方らしいのですが、邪気をもらうことをわかっていたので、そういった発言をされたのだと思います。

鍼灸学校では、鍼などの打ち方や、ツボを教えてくれますが、肝心の気を感じたり、邪気を抜く方法は教えてくれません。

私は、先に気功を学んでいたので、鍼灸学校の授業に疑問を持ちましたが、そこまで想像力が働く人は少ないのかも知れませんね。

いずれにしろ、鍼灸というのはリスクのある仕事なので、体をメンテナンスする方法を知らないと、自分の体が壊れてしまいますね。

写真はサムイ島のホテル。すごくおしゃれなホテルでした。

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