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ワンタッチRFマウントキャップを作った話

こんにちは。カメラ好き貧乏学生です。

-導入トーク

プロカメラマンなら
持ち出すレンズの本数=カメラボディの台数
は鉄則ですが、趣味レベルの私には無理があります。

ボディ1台にレンズ複数本を所持している方、多いのでは?そしてそのほとんどの方々はレンズ交換にストレスを感じているのでは???
スピードが求められる場面、特にイベントやスポーツではコンマ数秒が命取り。

特にRFレンズは手探りでキャップをはめて成功する率がEFよりも低いですよね。キャップ360°のうち1か所を合わせないとカチッとハマりません。ぐぬぬぬ。

RF14-400mm F4L USMなんてレンズが出てこない限り、またはボディを買い増せる富を得られない限り、レンズ交換との縁は切っても切れません。

そこで、レンズ交換最大のストレスであるレンズキャップを改良しようということです!

完成品

難しいことをするわけじゃないので、勘のいいガキの皆様は見てすぐ実践してください。

ただの磁石ですが、割としっかりひっつきます。装着した状態でレンズを振っても落ちません。
カメラバッグ等に入れて接触があると外れやすい。つまり運搬時等はおすすめしません。

どういうこと?

レンズ側マウントにネジがありますね。ここに磁石がつきます。そしておそらく全てのRFレンズはこのネジ配置です。

RF 24-105mm F4-7.1 IS STM
RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

画面の前のあなたもお手持ちのレンズを見てください。
配置違ったらごめんなさい

改良前は360°に1か所のポイントを探す必要がありましたが、改良後は90°に1か所のポイントです。ひっかかりも無く、動作としてはレンズキャップをのせるだけ

材料

・RFレンズキャップ
・100均に売っている強力磁石(1番小さいサイズ)

作り方

①レンズキャップ内側にある突起を全て取り除きます。カッターナイフや彫刻刀、ヤスリなどで工夫してください。

②磁石の位置決めをします。キャップにネジの位置の印を付けます。当初は8個つけて45°に1か所のハマりスポットにする予定でしたが、重くなるとそれだけ外れやすくなるため4個(90°に1か所)になりました。

③磁石を固定します。グルーガンがおすすめ。軽量化のため最小限に。
グルーガン→磁石押し込む→追いグルーガン
ここでポイント!磁石は1mmほど出しておきます。こうすることで防塵防滴ゴムのついたLレンズでもキャップがしっかり付きます。

磁石8個を試した残骸が残っていて汚い

④キャップに付着したゴミを取り除きます。これ大事。

⑤試してみよう!完成!

私のスタイル

R6に24-105のLじゃないやつが基本。100-500の三脚座にネジを付けて斜めがけしています。

ストラップも実はオリジナル

100-500を使うときは
①24-105を外す
②24-105を腰のポーチにしまう
③レンズキャップを100-500から24-105に移動
④100-500をつける
の4ステップ

キャップを改良する前は10秒ほどかかっていましたが、改良後は慣れたら2秒ぐらいでしょうか。まだ慣れてないのでわかりませんが。

たった数秒の短縮かい!と思ったそこのあなた。5秒でも大きいんです。試しに車の運転中に5秒間目を閉じてみましょう。目を開けたら綺麗な川とお花畑が広がっていることでしょう。

おわり

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!ボディを買い増せるだけの富を手にするまでのつなぎとしてお役に立てれば幸いです。

今後の改善点としては、もっと強固につくようにすることですかね。現状だとカメラバッグの中で揉まれたら外れます。

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