素材の香りと味を大切に。
今日はある会合で、同業者さんの工場見学に行ってきました。
専門家を入れず、ISOなどの国際基準を取得したり、
工場内の増設を社員で行ったりと
形にとらわれない方法で会社を運営していました。
また、1年間を通じて様々な野菜を仕入れるという
荒技です。
荒技と表現したのは、野菜によって使用する機器機械類が
違うので各種様々な設備が必要であったり、
製造マニュアルをもちろん多種多彩になるので
社員さんへの負担も大きいと想像されるからです。
こうしたことを乗り越えての企業運営、
とても素晴らしいと思いました。
そして、別の同業者さんとも話す機会があり、
漬物づくりで大事にしている、
「美味しい原料づくり」の話で盛り上がりました。
漬け込んだ原料そのものが美味しくないと
美味しい漬物はできません。
言い換えれば、
原料そのものが美味しければ
余分な調味料も必要ありません。
調味料は使うことがいけないとは思いませんが、
調味料に頼る味ではいけないと思います。
しっかりと熟成発酵をさせ、
素材の香りと味を大切にすることこそが
美味しい漬物を作る秘訣だと
創業者が言ってたそうです。
私もその言葉を心において
日々作業をしています。
漬け込み作業もあと残りわずか。
しっかりと私の仕事を務めます。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
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