見出し画像

「減塩」ではなく「適塩」という表記のすすめ。

どちらも塩のとりすぎをしないように、
という意味で使われることが多いと思います。

しかしながら一般的には「減塩」と
表記されることが多いのではないでしょうか。


1日の食塩摂取量の目標は、厚生労働省より
男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満と指針が
出されています。

では、減塩が良いとするならば、どんどん減らして、
塩を摂取しないほうが良いと勘違いしてしまいます。


ご存知の通り、人間を含めた生物にとって、
塩がないと生きていられません。
死んでしまいます。

また、塩分が一定以上少ない食品は雑菌が
増殖しやすい環境となり、場合によっては、
滅菌剤や殺菌剤、保存料などを使用する必要が出てきます。


ですが、一日に最低何グラムの塩が必要なのでしょうか。


よく見ると、厚生労働省より

「1日の摂取量の目標」


と書かれています。

ということは、男性7.5g未満、女性6.5g未満に近い数字は
必要量と理解しても良いのではないでしょうか?


そう考えると、適切な量の塩の摂取が必要という意味で
「減塩」ではなく「適塩」という言葉のほうが
適切な言葉だと思います。


こちらのページを参考に上手に「適塩」生活を
送ってみてはいかがでしょうか?

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/food_labeling_cms206_20191126_09.pdf

こちらでも「減塩」という表記が気になりますが。(涙)


ここの記載されている通り、
栄養成分表示は現在すべての食品に義務付けられているので
ぜひ参考にしてほしいと思います。

※ただし、栄養成分表示は
  「100gあたり」
  「一食あたり」
 など単位が異なる場合があるので確認をお願いします。


では、また明日。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?