私たちのルーツである「渥美たくあん」がTBS系「THE TIME、」で紹介されました。
今日も田野まで行ってきました。
その道中は一人のため、
いろいろなことを考える時間となっています。
どういう順番で漬け込みをしようか。
タンクに入れる場所はどこにしようか。
漬け込み用資材は間に合っているか。
今後の入荷状況はどうなるだろうか。
どうしたら安定して原料大根を確保できるのか。
などなど今は原料と漬け込みのことで
頭がいっぱいです。
それと同時にこの時期は販売のことも
考えて行かなければなりません。
主原料となら大根は11月から2月までの間しか
手に入れることはできません。
しかも、毎年秋以降の気象状況により
サイズ、収量とも毎年同じではありません。
この短期間に入荷した原料のみで
翌年まで繋いでいかなければなりません。
お得意様には現在の原料事情をお伝えしながら、
どうしたら1年間の原料を回していけるか。
今からは入った原料を見ながら
お得意様との交渉などの準備も
進めていきます。
現在ではそれほど貴重になった加工用の白首大根。
実際に私の故郷である愛知県の渥美町(現:田原市)では
昭和40年代には「渥美たくあん」が一世を風靡するほどの
生産量がありました。
しかしながら現在では大きく減少してしまいました。
今日はTBS系 TVの「THE TIME、」で
その渥美たくあんのことを
「冬の風物詩 幻のはざかけ大根」
と紹介していただきました。
とてもありがたいです。
当時の渥美たくあんのことを知らない方々へも
愛知県の伝統的な食文化を知ってもらえたと思います。
その製法を引き続き、今後も原料を確保に努め、
100年企業となれるように頑張っていきたいと思います。
引き続き、どうぞ応援をよろしくお願いします。