2020年新物入荷しました!
今日は新物の天日干し大根が少量ですが、入荷しました!
きっと今季宮崎県内では一番早い入荷ではないでしょうか?
というのもの、宮崎県内の天日干し大根の産地というと「田野町」が有名です。
「大根櫓=田野町」
というイメージの方も多くいらっしゃいます。
私のいる新富町というところは海に近く、例年9月上旬から播種が行われ、田野町よりも比較的早く櫓干し作業が始まります。
そのため、すでに11月30日という日にも天日干し大根が入荷しました。
干した日にちは11月20日頃。
「えっ、10日しか立ってないじゃないか。」
と気づかれる方もいらっしゃるかもしれません、若取りのだいこんは皮が薄く肉質も柔らかいので早く乾燥するのです。
しかも、サイズはSサイズとMサイズが大半です。
一本の長さ、重さにより5種類のサイズに選別されます。
その際、サイズごとの札が入れられ、それには生産者の方の名前入りで持ち込まれます。
写真のサイズは「中」サイズ。
一本が35cm以上で、重さが200g~300gまでの規格です。
今日持ち込まれたのは、生産者の松本さん。
櫓にも行ってきました!
松本さんの櫓の特徴は、両側に掛けるのではなく片側ずつ大根をかけることです。
理由を聞くと、11月中旬から下旬にかけてはまだ冬型の天気が安定することがないため、片側だけ掛けるほうが風の通りがよく、乾燥しやすいからだそうです。
例年は写真の表の方から掛けるのですが、今年は裏側の方からかかっていたので、どうしてか聞いてみたら
「毎年と違うやり方にしてみたらどうかとおもった。試してみた。」
だそうです。
いつになっても工夫をし続ける生産者の方です。
櫓の場所や位置によって、生産者の方々はそれぞれ毎年いろんな挑戦を行なっているのです。
松本さんは大根の選別を畑で行います。
10分程度でしたが今日は冬型の気圧配置で気温が低く指先がピリピリしてきました。
この寒さがあることで、きれいな天日干し大根ができる上がるので感謝です。
天日干し大根の新物はひとまず、地元ならではの食べ方で楽しみます!
その話はまた!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?