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菌との共存共栄。

今日は午前中の用事が長引いてしまって、午後1時からのオンラインセミナー「食品工場における異物混入防止対策」へ少し遅れてでしたが、聴くことができました。

いますぐに導入することが難しい機器類の紹介だけでなく、日常使われているものを工夫して使うことなども紹介していただきました。


中でも、「高所掃除用具」とかでネット検索することでさまざまな便利な掃除道具があることを知ることができました。

上手く便利な道具を探して衛生管理及び、異物混入対策を引き続き、行なっていきます。


ただ、工場内の製造にさまざまな薬剤を使っている風景をたくさん映像で見ましたが、そこにはちょっと賛同できないかなと思いました。

一つには残留する可能性です。

どれだけその後に洗浄をしたとしても一旦ふりかけた以上は残留する可能性は0ではなくなります。

もう一つは汚水処理場で活躍してくれている菌たちへの影響です。

汚水処理場では24時間365日中、工場排水にブロアという機械を使って空気をぶくぶく入れて菌の力で浄水と汚泥と分離させます。
台風とかで長期間停電とかになると機械が止まって空気を送ることができず菌が死んでしまう恐れがあり心配です。

この菌たちが、工場排水からのたくさん殺菌剤によってが死滅するなどの心配があります。


心配し過ぎと思われるかもしれませんが、菌が仮に死滅してしまうと工場排水が浄化できず、工場自体の稼働ができなくなってしまいます。


そのため、私たちの工場ではできるだけ薬剤を使わず、タワシ等を使って擦って汚れを落とすようにしています。
どうしても使わないといけない時はできるだけ濃度を薄くして使うようにしています。


工場内の衛生管理はとても重要なことです。これからもこうしたセミナーや勉強会を通じて商品の製造に取り組んで参ります。

引き続き、よろしくお願いします。


では、また明日。


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