見出し画像

ぬか床がダメにしてしまう理由について。

毎日かき混ぜ続けないといけないと思われている
「ぬか床」。

以前、冷蔵庫を使うことで毎日混ぜる必要がないことを
書いてみました。

たくさんの反響をいただき、ありがとうございます。


今日はぬか床をダメにしてしまう
原因で多いと思われることについて書きます。


・ぬか床をかき混ぜている
・ぬか床が水っぽくなったらキッチンペーパーなどで吸い取ってる


なのに、ぬか床がダメになる理由とは。




「塩不足」

です。

ぬか床に含まれている塩が野菜に入り、
野菜の水がぬか床に出てきてぬか床が緩くなります。


つまり、野菜を漬ければつけるほど、
ぬか床はどんどん塩分が薄くなっているのです。



塩分が薄くなると
雑菌がわきやすくなり、ニオイがおかしくなったり、
カビが生えたりしてぬか床がダメになります。

市販の足しぬかにも塩は含まれていますが、
野菜を漬ける量にもよりますが、
それでも不足することが多いです。

足しぬか以外にも「塩」のみ
少し足してあげると良いです。

小さじ1〜2杯くらいが目安です。


では、いつ足す必要があるのか?



それは、

・なんとなく野菜の漬かりが悪くなった
・いつもと同じ時間漬けたのに味が薄い
・においがなんとなく悪くなった、薄くなった
・表面が白くなる(産膜酵母が春)のが早くなった


など、「おや?」っと思った時です。

「塩」というと怖がる方も多いかも知れません。

それでも「塩」は生物が生きていくためには必要な栄養素の一つです。
そして、悪い菌を発生させない必要なものです。


塩を足したのちに野菜をつける際は
漬け込む時間を少し短くして早めに取り出して
みてください。

そうして漬け込む時間を調整することで
美味しいぬか漬けができると思います。


ぬか床は決して難しくありません。
ぬか床の様子を見て塩、足しぬかなどをしてあげてください。



では、また明日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?