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古漬けと浅漬けの賞味期限について。

白菜漬けやきゅうり漬けなどの浅漬けは、
要冷蔵で、賞味期限が数日から1週間程度だと思います。

しかしながら、たくあんや高菜漬けなど
真空パックに包装されているものは
常温で数ヶ月もの賞味期限があるものがほとんどです。


この違いは何かというと、
殺菌工程の有無です。


漬物の殺菌工程といえば、
通常、ボイル殺菌(湯煎)が用いられています。

弊社の場合、真空包装後、
85度以上のお湯の中で25分間湯煎します。

その後、流水で25分間冷却しています。


この工程によって日持ちがするようになります。


ただ、この工程が未完全な場合、
袋内の調味液が白濁します。
このようになった場合には食することはせず、
メーカーや販売元様へお問い合わせください。


ちなみに、
浅漬けは野菜の水分量が多いので、
湯煎すると漬物ではなく、
煮物になってしまいます。(笑)

殺菌工程がない浅漬けを販売するためには
一定の温度管理が必要になってきます。


私たちがイベントで販売する
「冷やしぬか漬けきゅうり」は
外部からの雑菌の付着がないように
工場で袋詰めを行ったのち、
移動時から販売時までポータブル冷蔵庫で
温度管理(5度以下)を行っています。


ぜひ、イベントの際にはご安心して
冷やしぬか漬けきゅうりをお楽しみください。

また、賞味期限は未開封での設定となっていますので
開封後は古漬け、浅漬けに関わらず、
冷蔵庫に保管の上、お早めにお召し上がりください。


お漬け物をより安心してお楽しみいただけたら
嬉しいです。


では、また明日。

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