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私たちのルーツ、渥美沢庵。
今日は朝晴れてて、その後曇り、午後から少しだけポツポツ雨が落ちてきました。
でも大きな影響はありませんのでご安心ください!
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40650211/picture_pc_ffc702258cf4628b8050abd850cd050c.jpg?width=1200)
私たちは今、天日干し大根生産量日本一の宮崎県で沢庵を作っています。
昭和47年に設立された工場です。
そのルーツは、愛知県渥美半島で作られていた「渥美たくあん」です。
昭和30年〜40年代にその渥美たくあんは当時のライフスタイルにマッチしてとても大きな需要があり大きく成長しました。
渥美半島では作られる大根には限りがあり、当時のメーカーはこぞって新しい産地を求めていたのです。
そこで私たちは新富町に来たのです。
渥美たくあんの特徴は、
・天日干しだいこん
・ぬか漬け
・歳月をかけて熟成発酵
です。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40651864/picture_pc_3a1bfc8cb0b8e46d8985c43c90210939.jpg?width=1200)
天日干しのだいこん掛け作業も宮崎と違って、大根を投げて、受け取るスタイルでした。
そして、宮崎は広大な高台で行うのに対し、渥美では海岸で行っていました。
また、宮崎は両櫓に対し、渥美では片櫓と形も違います。
天日干し作業は宮崎と渥美では違いますが、宮崎での漬け込み作業は現代、今でも、渥美で行っていたままです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40652290/picture_pc_62cd696a34dbe1c435c479dbc946aeb1.jpg?width=1200)
![漬け込み風景_600](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40652302/picture_pc_b21b03ad05d886743ec2a582b5007313.jpg)
現代では便利ないろいろな調味料が開発され、簡単に甘くて美味しいたくあんができるようになりました。
私たちも調味料を使いますし、調味料のおかげで、短期間で効率よく製造が可能になりました。
それでも、時間をかけた熟成発酵のうまみには叶わないと私は思います。
大根と米ぬか、塩、唐辛子があれば沢庵はできます。
私は、そういった沢庵もあることを知ってもらいたいし、食べてみてもらいたいです。
今は、天気も安定して良質な天日干し大根が入荷し始めています。
・宮崎の気候を生かした天日干し大根
・私たちのルーツである渥美たくあんの製法
を組み合わせて今後もたくあん作りに邁進していきます。
では、明日も頑張ります!
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