ヒョウ柄と「丸っこいの」が繋いだコミュニティー
ほぼ毎日、走ることを生活の軸に置き、1日のスケジュールを組み立てる。
走る途中で休憩がてらよく寄る喫茶店がある。ここで、走ってる時に思いついたアイデアをまとめたり、スケジュールを整えたりする。
今日も、その喫茶店で寛いでいると、見事なまでの全身ヒョウ柄のオバちゃんが店に入ってきた。
このオバちゃんの声がガラガラで大きく、しかもその声はよく通る。そして口が悪い。
オバちゃんは店員さんに「姉ちゃん姉ちゃん、いつものホレ、丸っこいの持ってきてよ。丸っこいの」
店員さんは煙たい顔をするでもなく、その「丸っこいの」を持ってきた。
オバちゃんは、すぐさま隣の席のサラリーマン風の男性と仲良くなり、その男性にも「丸っこいの」をご馳走する。
その後もオバちゃんは色々な人に声をかけ、ひたすら「丸っこいの」をご馳走する。
謙遜する人もいたが、「いいんだよ、あたしがご馳走したいんだから、黙って食えばいいんだよ」と豪快に笑う。
初対面の人たちが自己紹介的にボソボソと話しだし、オバちゃんは嬉しそうにウンウンと頷いている。
オバちゃんは自分の話をするでもなく、ウンウンウンウン頷いている。
あっという間に一つの小さなコミュニティが出来上がってしまった。
ヒョウ柄と「丸っこいの」をハブとして、あっという間にコミュニティが出来上がってしまった。
なんということだ(笑)
このオバちゃんの魅力は何なんだろ。
臆することなく話しかけ、気取ることもなく等身大で人の話を聞く。嫌われることなんてなんとも思わない。
自分に足りないとこだなぁ〜とヒョウ柄のオバちゃんに学ばせてもらった。
何でもかんでもシャットアウトすることなく、飛び込んでいかないとな。
難しく考えることなく、背伸びすることなく等身大で、ありのままで飛び込んでいこう。
さて。
じゅうぶん休んだから走ろう。
走り終わったら、近所のコンビニでバームクーヘンを買って帰ろう。
◇◇◇Instagramで走った記録を投稿してます◇◇◇
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