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おっさん独りで行ってはいけない場所はいがいと多い

藤子不二雄ミュージアムに行ってきました。

もともとドラえもん以外の、エスパー魔美とか、SF短編あたりの展示とかをみたかったのですが…

・展示のほぼ八割ドラえもん

・平日なのにたくさんのひとだかり(コロナが気になって集中できない…)

・来館者のほとんどはお子さん連れ&カップルの中、おっさん一人のわたし

という三重苦であまりゆっくりもできませんでした。

いろいろ写真もとりたかったんですが、どこもお子さんがたくさんでなかなかとれず、ゆいいつとれたのが上のやつ。魔美中心で撮ったった。

館内にはナマ原稿がたくさん展示されていたのですが、その中で気になったのが、のび太のパパとママの出会いの話でした。

もともとパパは画家志望で、有名な画家?の娘さん(いまのママではなく)と婚約していたようです。その人との婚約をどうしようか、迷っていたのですが、ドラえもんの秘密道具の後押しで決心して告白をします。

ドラえもんはママへの告白を迷っているのだと勘違いし、それを後押ししてしまいましたが、相手が違うことに気付いて大慌て。もし告白して、ママではない人―その娘さんと結婚すれば、のび太が生まれないことになってしまう。

慌てて止めようとしますが、パパは実は結婚ではなく、断る決心をしていました。相手はおこってすぐ婚約話はなくなり、画家になるコネも失われました。そのあと偶然ママと出会うというハッピーエンド的なまとまりを示しています。

パパって今は会社員をやってますね。画家っぽい仕事をしているわけでもない。

どこかで画家になることをあきらめ、会社員になったのでしょうか。

それとも今でも絵を描き続けて、いつか絵の道に進むことを志しているのでしょうか。

F先生は若くして漫画で成功して業界のトップになりましたが、そんな人からみて、私みたいに20年ももの書きの仕事を得られない人は、どううつるのでしょうか。

そんなことが少し気にかかりました。

エスパー魔美のパパも画家ですね。あちらは売れてないようですが、美術の高校教師もやっていて、それなりに生計はたてているみたいです。

というわけで元高角造さんの展示をもっと増やしてくださいと思った今日この頃です。

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