kimuny

kimuny(きむにい) 普段の暮らしや仕事から気づいた大切なことを紡ぎだしていきます…

kimuny

kimuny(きむにい) 普段の暮らしや仕事から気づいた大切なことを紡ぎだしていきます。人に関わる仕事に携わり20年、日々の気づき学びを大切にしています。 対話・散歩・森・書道・マインドフルネス瞑想 キャリアコンサルティング技能士2級 キャリアコンサルタント

最近の記事

「自責」を「自分事」に変えるには

ビジネスシーンで「自分事にして考えよ」とよく耳にします。一方で「私が悪かったんです」と自分を責めて、苦しんでいる方もいるかもしれません。 今回は「自分事にする」ことと「自責の念」の違いを考えてみます。 「自責」で考えよ とは?他人が悪いと「他責」で考えるより、「自責」で考えてみようと耳にすることがあります。自分に反省する点はなかったか振り返り、次に活かすよう促されているのでしょう。たしかに、他人のせいにして自分は悪くないというのでは成長には繋がらず、自分の責任として考え、反

    • メタ認知 自己認識の大切さ

      自分のおかれた状況に気づく 先日とある試験を受けました。その試験では試験官の前で「面談」を実演し、その振り返りを問われる試験でした。 面談そのものも大切ですが、振り返りの質問で、自分も含めた状況把握、自己認識できていたが問われるものでした。 自分にベクトルが向きすぎても相手を見ていないことになり、相手の話に夢中になりすぎてもアドバイスができなかったり、難しさを感じる試験でした。 面談の練習中に心がけたことは、自分も含めて面談を俯瞰的に見ることでした。 相手に飲み込ま

      • 違和感に気づき、手放し、感謝に変わる

        違和感は止められない なにか違うと思うことや、この人は違うなと思うことがあります。変だな、嫌だなぁと感じる違和感は、自然に沸き起こることで、止めることは難しいですよね。むしろ止めないほうがいい。 ただし、その違和感に留まって自分のなかで嫌な気持ちを再生産しまうと、ループにはまり、幸せな気分から遠のいていきます。 今回はそんな違和感に気づいて、手放し、感謝することまでできた話です。 違和感に気づいて手放す 先日、電車のなかでエナジードリンクを飲んでいる若い男性がいました

        • 「セルフハラスメント」に気づき手放す

          ふと、自分を責め続けて何時間も過ごしていることがあります。 「早くしないとダメだ」「なんで自分は他の人と比べて仕事ができないんだろう」「あの人はもっと早くスマートにできているのに自分はできないんだろう」「頭の回転が追いつかず、フリーズしてしまう自分は本当にダメだ」 他人にはハラスメントをしてはいけないと伝える立場もあり、周りの人に対してハラスメントになるような言動をしないように気にかけていますが、自分自身を責めることには、なんの躊躇いめないことに思いあたりました。 しかも自

        「自責」を「自分事」に変えるには

          とらわれている自分に気づく

          スマホに吸い込まれる自分 スマホやバソコンをしているうちに、画面の中に吸い込まれてしまっていたなと、後から気づくことがあります。メールやチャットの返信やSNS、仕事でバソコンにむかっているうちに画面のなかに心身ともに吸い込まれるような感覚になり、時を経つのも忘れていることがあります。 そんな時は楽しさより 「早く返信しないと!」とか「ちゃんと回答せねば」「気の効いたコメントを書かねば」など自分を急かしながら向き合っている時が多いと気づきました。時には息を止めるようにしながら

          とらわれている自分に気づく

          同じ風景を見る

          kimuny(きむにい)といいます。 このnoteでは 人との出逢いや対話から気づいた 「見えないけど大切なもの」を紡ぎだしていきます。 私は普段から人の話を聴くことを大切にしています。それはキャリアコンサルタントの面談に限らず、対話会や仕事の場でも、家族とも、はたまた偶然入った居酒屋でも同じです。 話を聴いているうちに、同じ風景が見えたと思う瞬間があります。 相手と向き合い話を聴きながら、相手が見た光景やその時の気持ち、風や温度、身体の感覚まで感じて「そんなふうに感じ

          同じ風景を見る