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「痛みを抱えて生きる」夢を叶えるドラえもんにもトラウマがあった

みんなの人気者、ドラえもん。
どんなことでも叶えてくれるスーパーヒーロー。
だけど、そんなドラえもんにも「黒歴史」はあるんだよね。

ネズミに耳をかじられて青く変色したドラえもん

「ドラえもん」をイメージするとしたら、当たり前だけど体が青いよね?

だけど、昔はもともと黄色かった。


ドラえもんを古くから知ってる世代なら常識かもしれないけど
元々、ドラえもんをはじめとするネコ型ロボットはみんな黄色かったんだ。

ネズミをかじられて、その「トラウマ」で青くなってしまった、、
そんな黒歴史が、あのドラえもんにもあるんだね。


人は痛みを抱えて生きている

不思議なポケットから取り出す様々な「ひみつ道具」で夢を叶えるドラえもん。
全知全能かに思えるドラえもんもそんな過去があったんだよね。

思えば人って、失敗したことのないパーフェクトな人間なんていないのよ。
少し前に「パーフェクトヒューマン」って流行ったけど、そんな人間、実際には存在しない。


「環境が整えば」
「時期が来れば」
人生はそんなことを言っていては前に進まない。
みんな痛みを抱えて、与えられた環境で、万全ではない状態で生きている。

黄色から青色に変色したドラえもんは
後ろを振り向かずに前だけを向いて生きている。

その姿は僕たちも一緒だ。


不完全な人間が誰かを助ける

この世にパーフェクトヒューマンはいない。
みんな、トラウマだったり、悩みだったり、黒歴史を抱えて生きて、
そして人を助ける側に回る。

子育てだって、親という資格を与えれて行うもんじゃない。
子供ができた時点で、必要に迫られて、
人間として不完全な状態で
子供を育てる側に回るんだよね。

でも、思うんだ。
不完全だからって何が悪い。

痛みや悩みを知るからこそ、
人に何を伝え、教えることができるんじゃないか、って。

どんなにあがいても、僕たちはパーフェクトヒューマンにはなれないけど、
誰かに生きる力や術(すべ)を与えることはできると思うんだ。

青ざめたままのドラえもんがみんなに勇気や希望を与えてくれるように。


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