購入意欲を上げるセールスコピー
こんにちは!
店舗コンサルタント養成講座の木村勝哉です。
今回は、店舗ビジネスで使える購入意欲の低いお客様に対して効果のあるセールスコピーとしてストーリーテリングというものをご紹介致します!
ストーリーテリングとは
自分の主張を相手に伝える際に、物語を利用して伝えることです。
店舗ビジネスに置き換えると、販促したい商品があったとしてその商品のPOPや広告などを作成する際にストーリーのような構成にして伝えることです。
なぜ効果があるのか
①ストーリーは読まれやすい
人は皆小さい頃から大人になってもストーリーに感動を覚え、ストーリーから多くのことを学んできました。
人間はストーリーが大好きなのです。
②感情移入しやすい
人は感情で行動する生き物です。これは、行動経済学や心理学でも証明されていることです。
つまりセールスコピーでは読んだ人の感情を動かし購買行動に移ってもらう必要があります。そんな中でストーリーは、読み手の喜怒哀楽を刺激し、感情移入をしてもらう最高のツールなのです。
③記憶に残りやすい
幼少期に習った数学の公式、英単語、各都道府県の位置や県庁所在地。これらは歳を重ねてもすぐに思い出すことはできますか?
考える時間が必要という方は多いのではないでしょうか。
しかし、例えば桃太郎はどうでしょう?
すぐにストーリーを思い出せるという方は多いのではないでしょうか。
国語の教科書に載っていた物語もなぜかすぐに思い出せますよね。笑
それは単純にストーリーが記憶に残りやすいからです。
商品が欲しくなるストーリーの構成
①ターゲット(ペルソナ)が共感できる主人公の設定
「自分と似ているかも」「自分より大変な思いをしている?」とターゲット(ペルソナ)にとって共感できる主人公がいることで、感情移入がしやすくなります。
②V字型の展開
V字型のストーリーは人を夢中にさせ、感情を動かしやすいです。ドラマ、アニメなどをみてもどん底からのハッピーエンドなんてストーリーは観やすいし、応援や感情移入もしやすいですよね。
③ストーリーとセールスが綺麗に繋がるように
ストーリの構成でお客様を取り込めたとしても、セールスにつながっていなけれな意味はありません。
ポイントは成功の秘訣をうまく伝えること。
商品開発なら、上手くいかなかったところからどうやって納得いく開発に至る事ができたのか。
例えばケーキの開発をストーリーにしてPOPを貼るとします。
このように苦難の道のりから、成功に至った秘訣を記すことで人は感動したり、感情移入しやすくなります。
ただし、完全な事実だけを語るようにしましょう。
口コミが広がりやすい現代、事実でなければすぐにバレますし、すぐに広がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このストーリーテリングは広告で利用しやすい方法ですが、私は広告を推奨はしていないので今回はPOPとして利用する場合としてご紹介してきました。
やっぱりストーリはみんな好きですよね!
あまり見ないからこそストーリ性のあるPOPがあるとつい見入ってしまうと思うので活用していきましょう!^ ^
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