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【基礎英文法】(20)thereのいろんな使い方

きむっちです。

英文法について解説しています。

これまで
thereを使った構文について
解説してきました。

今回は
there構文ではない
thereの使い方を解説しますね。


there構文を振り返りたいって方は
こちらの記事をご覧くださいね。

thereの意味

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thereは副詞で「そこに」って
意味があります。

人やモノを指すときに
副詞として使うことが多いんですよ。

例文だと次のようになります。

Where is the restaurant ?
「そのレストランはどこにあるの?」

→ It's right there.
「すぐそこにありますよ」

ここで
thereを使った表現を
紹介しますね。

● right there 「すぐそこに」
● right over there 「すぐそこに」
● over there 「あそこに、向こうに」

距離感としては
right thereは結構近いところを指します。
1mくらいの距離感でも使えたりします。

一方で
right over there やover thereは
もう少し距離感が遠くなります。

1mの距離感で比較すると
3mもしくはそれ以上の距離になります。

あくまで
使い方によって距離感が違うと思うので、
適時使えるようにするのがよいですね。

there構文と似た使い方

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【there構文のおさらい】

最初に
there構文のおさらいをしていきますね。

there構文は
その会話の中で初めて取り上げられるものを指すときに
使う構文でしたよね。

しかも、場所を含めて
人やモノを指すときに使うことになります。

昔話で
「むか~しあるところに
 おじいさんとおばあさんがいました」

などもthere構文になります。

there構文の例文を
振り返っておきましょう。

There is a dog in the park.
「公園に1匹の犬がいます」

過去形を使った表現はこちら。

There was a old man and old woman in the village.
「その村におじいさんとおばあさんがいました」

【there構文ではない使い方】

例えば、
次の場合には「自分の犬」ってことで
there isを使うことができます。

Look! There is my cat.
「見て、あれが私の猫よ」

このときは
「私の猫」と特定されているから、
there構文にはならないんですよ。

また、
このときの"there"は
形式的な主語じゃないんですよ。

つまり、
本当の主語(真主語)の役割があります。

thereの他の使い方

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誰かにものを渡すときにも
thereを使えるんですよ。

There you are.
「(物を渡すときに)さあ、どうぞ」

*「ほら、私のいうとおりだろ」の意味でも
  使われる

次回のお知らせ

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ここまでで
thereの解説を終了しますね。

次回は
形容詞・副詞の原級について解説しますね。

できる限り丁寧に解説しますので、
それまでお待ちくださいね。

それでは次回まで
楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

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